昭和なくらし方 (らんぷの本)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 78
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309750224

感想・レビュー・書評

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  • 小泉女史の本はかねてからいくつか読んでいたが、残念ながら東京の博物館にはまだ足を運べていない。コロナなんてものが流行るとは到底考えもつかなかった。そうこうするうちに平成から令和に年号も変わり、どんどん昭和は遠ざかっていく。私自身も昭和に生まれ生きた証をいくつかは披露できるようになっておきたいものだ。

  • こういう生活いいなって素直に思った。
    おはぎ、マーマレード、ぬか漬け、実際に作ってみた。
    美味しいし楽しい。子供も興味津々で見てくる。
    茶殻で玄関の掃除をした。ほこりも立たずきれいになる。
    子供の穴の開いたズボンも端切れで継を当ててもう一度履けるようにした。
    実家からひな人形、すり鉢をもらってこようと思った。
    バジルをベランダに植え、梅干し作りに挑戦しようと思った。
    おしゃれとか便利とかの生活ではないが
    すごく自分の心身に合ってると思った。
    「人生の楽園」『天然生活』が好きな人ははまるかもしれない。

  • こういう生活があったんだなぁ。
    現代ではとてもじゃないけど、道具を揃え、時間をかけて実行することの方が難しそう。
    便利になって手に入れた、たくさんの時間の有り難さがわかる。

  • 子どもの頃は明治生まれの曽祖母、昭和初期生まれの祖父母と一緒に住んでいたこともあり、何となく見覚えのあるものや文化もあったが、大人になり、気づけば時代が明らかに大きく変わっていて、人との付き合い方が難しく、寂しい世の中になったなと感じていた。しかしこの本を読むことによって背景が分かった気がする。
    最近のSNSの影響か「ていねいな暮らし」という単語を毛嫌いしていたが、この本のような「ていねいな暮らし」は憧れる。
    「買うとバカになる」は大いに納得。便利だからと何でもかんでも買うのではなく、知恵を絞って、賢く生活していきたい。
    本当の意味で物や人を大切にすることを学んだ。日本人らしい人情が感じられた。生きていく励みになる。

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著者プロフィール

1933年東京生まれ。登録文化財昭和のくらし博物館館長・家具道具室内史学会会長・工学博士。専門は家具道具室内史と生活史。著書に『家具と室内意匠の文化史』(法政大学出版局1979)、『簞笥』(同1982)、『和家具』(小学館1996)、『船簞笥の研究』(思文閣出版2011)、『「日本の住宅」という実験──風土をデザインした藤井厚二』(農文協2008)、『道具が語る生活史』(朝日新聞出版1989)、『昭和のくらし博物館』(河出書房新社2000)、『台所道具いまむかし』(平凡社1994)、『くらしの昭和史──昭和のくらし博物館から』(朝日新聞出版2017)、『昭和の家事──母たちのくらし』(河出書房新社2010)。
訳書に『イギリスの家具』(西村書店1993)、『図説イギリス手作りの生活誌』(東洋書林2002)。
英文図書Traditional Japanese Furniture(講談社インターナショナル1986)、Traditional Japanese Chests(同2010)。
記録映画「昭和の家事」を制作(2010)。

「2020年 『掃除道具』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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