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- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309760025
作品紹介・あらすじ
甘美で危険なエロスの魅惑。芸術家の想像力が生んだヨーロッパのエロティック・アートの傑作。古代から現代まで、無名作家から巨匠まで。
感想・レビュー・書評
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「いったいエロティック・アートがこの地上に現れたのはいつからなのか?
一つはっきりしていることは、性が生殖を超えて、快楽にもなった時からだということである。
哺乳動物の性行為は人間以外ではゴリラを除いてすべて背向位である。なぜ背向位なのか?雌ライオンに押しかぶさっている雄ライオンはいかにも神経質そうにあたりを見回し、いつでも離れられるように、交尾している。こうした状況で、性を快楽として享受するのは不可能である。
しかし、人間の知能とセックスの体位とは密接に結びついている。人間が二本足で立ち、知能が発達し、日々の生活に安全が確保された結果、その性交は対面位になったと考えられる。
リーイ・タナヒルは著書『歴史の中の性』で、人間の性行為は対面位で行われるようになった時、筋肉、末梢神経、知覚神経、挿入の角度等のすべてが観桜的な経験に貢献したと述べている。とくに、女性のオーガズムはこの対面位に反応して起きたと考えている。」本書前書きより
<目次>
人間の性とエロティック・アート
SECION1 肉体愛
SECION2 視姦愛
SECION3 異常愛
SECION4 同姓愛
SECION5 自慰愛
SECION6 異性愛
もう少し解説があるかと思ったが、ほとんど絵のみで、説明があまりない。
2014.03.12 河出書房のサイトで見つける。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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