図説エロスの世界 エロティカ愛夢篇 新装版 (ふくろうの本)

制作 : 青木 日出夫 
  • 河出書房新社
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309760025

作品紹介・あらすじ

甘美で危険なエロスの魅惑。芸術家の想像力が生んだヨーロッパのエロティック・アートの傑作。古代から現代まで、無名作家から巨匠まで。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「いったいエロティック・アートがこの地上に現れたのはいつからなのか?

    一つはっきりしていることは、性が生殖を超えて、快楽にもなった時からだということである。

    哺乳動物の性行為は人間以外ではゴリラを除いてすべて背向位である。なぜ背向位なのか?雌ライオンに押しかぶさっている雄ライオンはいかにも神経質そうにあたりを見回し、いつでも離れられるように、交尾している。こうした状況で、性を快楽として享受するのは不可能である。

    しかし、人間の知能とセックスの体位とは密接に結びついている。人間が二本足で立ち、知能が発達し、日々の生活に安全が確保された結果、その性交は対面位になったと考えられる。

    リーイ・タナヒルは著書『歴史の中の性』で、人間の性行為は対面位で行われるようになった時、筋肉、末梢神経、知覚神経、挿入の角度等のすべてが観桜的な経験に貢献したと述べている。とくに、女性のオーガズムはこの対面位に反応して起きたと考えている。」本書前書きより

    <目次>
    人間の性とエロティック・アート
    SECION1 肉体愛
    SECION2 視姦愛
    SECION3 異常愛
    SECION4 同姓愛
    SECION5 自慰愛
    SECION6 異性愛

    もう少し解説があるかと思ったが、ほとんど絵のみで、説明があまりない。

    2014.03.12 河出書房のサイトで見つける。

全2件中 1 - 2件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×