- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309762005
作品紹介・あらすじ
富国強兵殖産興業の中で近代日本を創り上げた宰相7人の政策と政治。伊藤博文、黒田清隆、山県有朋、松方正義、大隈重信、桂太郎、西園寺公望らの業績を通じて、維新から憲法発布、帝国議会、産業革命、条約改正、日英同盟、日清・日露戦争、天皇崩御までの明治日本の足跡をたどる。
感想・レビュー・書評
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写真や絵がたっぷりあるからわかりやすいです。
今のように民主主義が根付いていないから政府自身も試行錯誤でややこしい時代だったんだとわかった。 -
明治苦手意識強かったのですが、わかりやすかった。
明治初期は試行錯誤の時代ゆえにややこしいのだと理解できた。
宰相のことだけでなく、主要な事件の解説もしてくれているので明治の勉強にはちょうどいいと思う。 -
もう少しじっくり読んで勉強したくなったので、自分で買おうか、悩み中です。
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明治時代は江戸と近代の架け橋ですごく重要な時代。だから面白い。
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「明治の宰相」というタイトルだが、初代伊藤博文のほか計7人の総理大臣の人物像だけに焦点を当てるのではなく、明治維新から国会開設、日清・日露戦争をはじめとした明治45年間の政治史としてまとまっており、内容充実、かつ読みやすかった。良書。
なお、明治時代は藩閥政治・元勲支配のイメージだったが、実際には予算審議などを通じて、国会を支配した政党の力が意外に強かったことは勉強になった。