授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313652262

作品紹介・あらすじ

「話し方」「聞き方」の工夫で毎日の指導が劇的に変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 教師の言動や評価をはっきりとさせる。また、子ども自身に良かった理由を考えさせるなど子どもを褒める、価値付けるための方法が満載だった。

    その中でも
    話す技術=声の大きさ+早さ+分かりやすさ×相手を思う心というのがとても印象に残った。
    褒めるのは子どもを思い通りに動かすためではない。子どもの自己肯定感を高め、成長していってもらうためだ。
    その目的を履き違えないように気をつける。

  • 既に分かっていて実践していることも多いが、下記のように新しいことも発見できた。
    ・「なぜ今の発表が素晴らしかったと思いますか。」と子供に発表内容の良さを発表させる。教師が言いたいことを、子供が言うことで、威力が増大する。

  • コミュニケーションに自信が持てない教師、悩んでいる教師に向けて、すぐに実践でき、効果を実感できるコミュニケーション術を紹介します。→ http://t.co/yqGRItuy1O

  • 子どもたちへの指導場面で使える、
    「話し方」「聞き方」のコツ、
    「接し方」のコツ、
    「質問」の技術などが具体的に紹介されています。

    以前は気をつけていたのに、最近すっかり忘れてしまっていたこともあり、はっと身を正す思いでメモを取りながら読みました。

    大人の中でも使える部分がたくさんあるので、活用していこうと思います。

  • どのように先生が子供とコミュニケーションをとっていくとよいか、という本。こういったコミュニケーションに焦点を当てた本は、その人のコミュニケーションが見えてくるようで面白い。

    もう少し年齢層が上の人たち(中学生、高校生)に向かってかかれたものも読んでみたい。

    個人的には小さい子に向かってでも、何々しなさいと命令要素が出てくる話し方は聞くのも話すのも苦手だ。

  • 日本の教師は全員読むべき。
    子どもに未来の自分の理想とすべき姿と、それに向かってどう取り組めばよいかを分かりやすい言葉で伝えなければならない。同時になぜそうあるべきなのかという理由も平易な言葉で伝えられなければならない。これはずっと手元に置いておきたい本。

  • 主語を私達にして話す。教師の言いたいことを生徒に言わせる。未来を想像させる。質問後に教師の想いを伝える。ほめことばはあらかじめ決めておく。など具体的なアイデアがたくさん書いてある。

  • 質問して生徒に考えさせる。朝は前向きな質問から。

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著者プロフィール

●菊池省三(きくち・しょうぞう)
1959年愛媛県生まれ
山口大学教育学部卒業
「菊池道場」道場長。元福岡県北九州市公立小学校教諭
文部科学省の「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員
2020年度高知県いの町教育特使
大分県中津市教育スーパーアドバイザー
三重県松阪市学級経営マイスター
岡山県浅口市学級経営アドバイザー
兵庫県西脇市教育スーパーアンバサダー

「2023年 『白熱する教室 第32号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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