クラスがうまくいく! 『学び合い』ステップアップ

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  • 学陽書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313652286

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  • 学び合い。まずは、単元のまとめからしよう。

  • ・わからなかったら「教えて」と言い、わかるなら「わからない人いる?」と言える能力は社会で絶対に必要。
    ・1人が取り残されて教える陣営がダブつくなら、その1人子を救うための方法を考えればいい。スタートと同時にその子のサポートを始めるなど。
    ・授業参観でやるときは、自分たちの授業とはこういうものだという通信を自身でつくらせて保護者に配ると面白い。
    ・1人も見捨てない姿勢は何に替えてもこだわらないとダメ。

  • この本を読むまでは、勉強は教師が主導で教えていかねばならないものという価値観しかなかった。

    この本には、
    ●「全員が課題を達成することが1番大事。」
    「一人も見捨てないことが大事」教師自身がそれを言い続ける必要がある。
    ●全員が解るために必要なのは、「わからないから教えて」と「わからない人いない?」の言葉。
    ●教師自身が子供をつなげるのではなく、繋げるきっかけを与えてあげる。言葉かけとか
    ●本当にわかっているかどうかは、最後にテストをして立たせて、子供達にそれをみさせる。
    ●教師が教えすぎてもいけない。そしたら、「あの子は先生が教える人」と無意識に子供達が思ってしまう。
    ●一人を見捨てるクラスは、三人目も四人目も見捨てる。
    そんなクラスになりたいの?

    など、児童主導で進める学び合いの授業を実践する上で大事なことについて書いてあった。とても具体的で、これから実践しようと思っている人は手にとってみるといいかもしれない。
    特にこの本には繰り返し何回も出てきた言葉は、「1人も見捨ててはいけない。全員が達成」
    結局、学び合いはこの言葉をずっと子供に言い聞かせながら鍛えていくものなのだ。まるで合言葉ののように。このことを中村先生の「合言葉」指導にいれたら、うまく作用してくれるのではないかなと思った。

    さて、実際にやっていこう。

  • 教師向けの本はあまり好きではないので読まないのですが、ある日ふと魔が差して購入。同僚がアクティブラーニングのパイオニアで彼の学年はそれで進めているので、参考になるかと。参考になりました。大事なのは学び合いの部分ではなく、全員がわかる、の方でした。夏休み明け頑張ります。

  • 全国で成果を上げている『学び合い』の授業を、自分のクラスにスムーズに導入する方法が、わかりやすく紹介されている。OPAC → http://p.tl/_kda

  • 『学び合い』をどの様に始めたら良いかなど、ノウハウ満載。

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著者プロフィール

1959年、東京生まれ。1982年、筑波大学第二学群生物学類生物物理学専攻を卒業。1984年、筑波大学教育修士修了(教育学修士)。1985年、東京都高校教員。現在、上越教育大学教職大学院教授。2003年、博士(学校教育)(生物、地学/「巨視的時間の距離感形成に関する研究」)。科学教育研究奨励賞(日本科学教育学会)、教育研究表彰(財団法人 教育研究連合会)、理科教育研究奨励賞(日本理科教育学会)、理科教育学会賞(日本理科教育学会)受賞。主な著書に、『気になる子への言葉がけ入門』『クラスと学校が幸せになる『 学び合い』入門』『子どもが夢中になる課題づくり入門』『アクティブ・ラーニング入門』((明治図書)、『クラスが元気になる!『学び合い』スタートブック』『クラスがうまくいく!『学び合い』ステップアップ』『学校が元気になる!『学び合い』ジャンプアップ』『すぐわかる!できる! アクティブ・ラーニング』他

「2022年 『部活動顧問の断り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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