虹の彼方からきた子どもたち: 7歳までのシュタイナー教育

  • 学陽書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313660335

感想・レビュー・書評

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  • シュタイナー教育に関する書。
    子どもは自分で体温調整が出来ないから大人が手助けする。
    生活に一定のリズムを持たせる。
    おもちゃはローテクなものでよく、それが子どもの想像力を育てる。人形はよいおもちゃである。
    誕生日のお話。というのがとても印象的である。
    以下に一部を抜粋する。
    "二人が虹の橋を渡り、螺旋階段を下りていくと大きな門にたどり着きました。天の子は、今まで住んでいた天の家にさよならするのはちょっと心配でした。でも勇気を出して、天使に見守られながら…門をくぐりました。
    あなたはこのようにしてこの世に生まれたのです。"

  • 数多ある育児本。
    どれをとっても、もっともらしい事が書いてあるから、結局、たくさん読めば読むほど迷ってしまう。
    仕事柄、そんなママたちとたくさん出会ってきました。

    ワタシ自身の考え方は、
    例えそれがどんな育児方法であっても、教育方法であっても、ママ自身が「納得できるもの」であればいい。
    というもの。
    「とってもいいって聞いたから」というだけで、それに振り回されて疲れてしまっては本末転倒だと思うのです。

    ただ、その軸になるものとどう出会うか。
    それはとっても大事だと思います。

    ワタシ自身は、どうしても、書店に平積みになっている付録がたくさんついた育児雑誌に書いてあることは、なじめないことばかり。
    「もしかしてマイノリティなのかなあ…」なんて思ったことも(苦笑)

    でも、ある種類の本に出会って、自分がとっても楽になりました!
    それは自然派育児だったり、シュタイナーだったり。
    それを追究していくには、本当に勉強が必要だし、深いところまで追えば追う程、扉が何枚もあってびっくりするほどで、そういう意味ではワタシの知識というのは「まだ何にもない」に等しいほどの乏しさですが、それでも誰しもが最初の「入口」に立たなければ、その後の追究だってできない、と思っています。

    悩めるママさんたちの、一助になれば…という想いは、それこそ「専門的に勉強を積んだ」見地から、というよりも、1つの新しい世界への「入口」への「ここに、こんなのありますよ~」という看板持ち係、くらいのことですが、やはり「知る」と「知らないままでいる」とでは大きく違うなあ、と思うので、育児をはじめたばかりのママさんたちのために、という事を考えた時に「こういう方法、こんな考え方もありますよ~」という気持ちでおススメしたい本、に挙げておきたいと思います。

    ☆他にも、この同系列の本を数冊挙げてあります。
    全て同じくらいオススメですので、レビューもあえて重複させますね。

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