子どもの「おそい・できない」が気になるとき: もっとラクに乗り切るコツ

著者 :
  • 学陽書房
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本棚登録 : 21
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313660441

感想・レビュー・書評

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  • はちゃめちゃな子がいるから、他の子の自我が刺激されるというのも事実
    ↑こんな風に、自分の子供の他の子と違う面に手を焼いている親御さんに安心を少しくれる本です。

    大切なのは「犯罪者にしない子育てより、子供を、自分を好きになれる子育てを考えなければならない」

    まずは、トラブルの早急な解決よりも、心と身体を温めるべき。

    昔と違って、群れなくなった現代ッ子。基本的には人間は1人でいることに慣れる必要がある。ヒトリでいても不安にならない子に育てる事によって、どんな環境におかれても、子供自身が出口を見つける事ができるのでは?
    と、読めば読むほど自分の育児がいかに「親のエゴ」が多いかに気付かされます。

    が、同時に現代の子育ての難しさも例にあげて心を慰めてくれもします。

  • この本を読んで、私自身の気持ちの整理になりました。
    そっか、あの時は守って欲しかった、受け入れて欲しかったのかも。

    P68 より一行引用
    「安全なところに帰りたい。保護されたい」という訴え
    引用以上
    そうか、そういう基本的な欲求、動物的に基本的な欲求だよな。
    そういうのあるよな。なるほど。

    P69 より一行引用
    その子はただ、お話しすることによって、一体どういう状況で何が起きたのかを理解しようとしているんです。
    引用以上
    なるほど、傷が自然に癒されるように、そこであったことを整理して物理的な傷と同じように癒されるのか。

  • 読みづらかった…
    柴田愛子さんの他の本がおすすめされていたけどなかったのでこちらを読んだ。内容が頭に入ってきづらく、熟読はできなかった。自分がターゲットじゃなかっただけ?
    他にもっと刺激を受ける育児書があるので、これはいいかなー。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。私立幼稚園に5年間勤務し、多様な教育方法に迷って退職。OLを経験するも子どもの魅力から離れられず、別の私立幼稚園に5年間勤務。1982年、“子どもの心に添う”を基本姿勢とした「りんごの木」を発足。保育のかたわら、講演、執筆、絵本作りと様々な子どもの分野で活躍中。テレビ、ラジオなどのメディアにも出演。子どもたちが生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、“子どもとおとなの気持ちのいい関係づくり”を目ざしている。

「2022年 『保育のお悩みに愛子先生流アドバイス それってホントに子どものため?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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