直江兼続 上―北の王国 (人物文庫 ど 1-45)

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313752290

感想・レビュー・書評

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  • 織田信長の越中攻めから豊臣秀吉の小田原攻めまでの兼続と上杉景勝の絆を中心に描いた上巻。
    歴史上の直江兼続像とは、ちょっと違って人間臭さが良く出ている。歴史小説にしては全般的にライトなタッチなので好き嫌いが分かれるかも。

  • 2016/4/14

  • 童門さんの話は、いつも優しく、ハッピーエンドの匂いがするから結構好きだ。でも、箇条書きにする癖はあまり好きでない。

    私は上杉景勝が好きで、ここ最近直江兼続の本をいくつか読んだ。童門さんらしく、直江はかっこよく、そして物語の半分を占める上杉景勝もかっこいい。
    私も補佐役が向いていると思っている。決断力に欠けるからだ。補佐するということは、つまり補佐する相手がすべての責任を持ち守ってくれるということだと思う。部下の提案を受け入れ、信頼し、責任を引き受ける景勝がかっこいい。

    ただ、以前読んだ立花宗茂より、下の話が多く、女の人がちょっと下品なのが気になった。この本の兼続は可愛いです。賢い奥さんに歯が立たない兼続が、その賢さゆえに前の夫との仲がうまくいってなかったのではと図星を突いて、妻が赤くなると、足をパタパタして喜んだりと可愛い。

  • 下巻は、豊臣秀吉くんのダメダメな最後あたりから、徳川家康さんが悪いタヌキの本性を現して天下を取るあたりの時代の上杉家のお話。

    最後がブチっと終わる感じがあるけど、上杉家が戦国時代から徳川の世に移り変わるときに、最後まで上杉魂を失っていなかったことがよくわかりました。

    この時代にみんなロマンを感じるのは、夢を追える時代だったからなのかもしれないね。

  • 頑なにリストラしない領国経営。大切なものとは一体なんだ。

  • 上下巻。なんというモテ続。

  • つまらん

  • 読了。

  • 「あぁ、もう少しで読みきっちゃう・・・」って感じであっという間の上下巻

  • 一言で言えば、みんな大好き☆直江兼続!! でした(笑)
    特に石田三成は、『関ヶ原』のイメージが強かったので、違和感ありまくりでした。個人的には、関ヶ原の戦い以後の直江をもっと書いてほしかったなーという気がします。

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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