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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313752443
感想・レビュー・書評
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岩崎弥太郎は、強烈な個性をもった、いわゆる新人類ではあるが、「竜馬がゆく」のように狭量・姑息な人物としては描かれていない。また、山内容堂は穏健な公武合体派、吉田東洋も進歩的な藩政改革者、一方、武市半平太をはじめとする尊攘派は手のつけられない過激派、という構図になっており、このように描かれると山内容堂や吉田東洋にシンパシーを感じるなあ。
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あらすじ(裏表紙より)
土佐の地下浪人の子に生まれた弥太郎は、安積艮斎、吉田東洋らに学ぶ一方、坂本竜馬、後藤象二郎ら時代の志士たちの中で眼を覚ます。江戸で幕府の衰運を見、長崎でグラバーはじめ各国の商人たちと出逢い新時代の息吹を知り、“商業をもって国を興す”ことを志す。土佐商会の中枢を担い、経済面で変革期の藩を支えた若き日の実業家の雄姿を描く。 -
後半にはどうなるかとの、期待感をもって次に入ることが出来た。
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著者プロフィール
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