まちづくりの「経営力」養成講座

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  • 学陽書房
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本棚登録 : 257
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313814189

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい

  • まちづくりに経営の力を入れることが有効ということで、経営についての解説をまちづくりを事例に行っている。
    質より量で、たくさんの事業を行うことが大切。
    4~5人が核となって進めるのが適切。
    リーダーとマネージャーが必要で、役割分担がある。
    まちづくり機能の競合。

  • 内容は言ってしまえば経営する際の考え方、企業とかのhow toに近いのかな?
    書かれていることももっともだし、実例も書かれていていい刺激になります。

  • まちづくりというフィールドにおいて、経営の発想から様々な道筋方法を述べた本。まちづくりに携わる人はもちろんそうではない人にとってもロジカルシンキング、経営の基礎として参考になるのでは。
     何をすべきかわからない→論理的志向 因果関係を整理 構造化
     どう実行すべきかわからない→戦略 現状分析・目標設定
     実行する人がいない→組織 組織設計 機能分担 
     予算がない→財務・会計 資金調達 適正投資
     時期が遅れる→プロジェクトマネジメント プロジェクト管理 事業評価
    ・複数の選択肢を整理するプロスアンドコンス
    ・ピラミッド構造のこつ ①個々のボックスに書いた内容は、それより下にあるボックスの内容を要約していること
    ②各グループ内の内容は常に同じ種類
    ・戦略を立てるための4step 
    ①環境分析②組織分析③目標設定④戦略立案
    ・他者が行う業務をどうコントロールするか 
      事業に関する契約を締結しておく
      提携先の代替案を検討しておく
    ・目標の種類
     ①定性的かつ中長期的の先を見据えたビジョン型の目標
     ②現実的かつ達成可能な明確な目標
    ・戦略の役割
     ①組織全体の経営戦略
     ②個別事業の事業戦略
     戦略とはやめることを決めること
    ・基本戦略:事業の構造決定
     誰に提供するか 対象の決定
     どのような事業を行うか 商品・サービス設定
     自分たちが何を担うのか 担当領域
    ・競争戦略:差別化の4つのポイント
     ①製品やサービスでの差別化
     ②補助的昨日での差別化 
     ③ブランドでの差別化
     ④価格での差別化
    ・メンバーのモチベーションをあげること
     ①組織が推進する事業の地域における価値、意義
     ②個人の目的・目標と組織業務内容のすり合わせ
    ・組織の巻き込み力を強化すること
     関係者へコンタクトをとり、関係性を維持していくこと。
    ・トキ×コト×ヒト=プロジェクト
     時間×作業×役割分担
    ・まちづくりプロジェクト5カ条
     ①リーダーとマネージャーを置く
     ②納得できるプロジェクト設計
     ③違和感・不安感の共有
     ④変更を積極的に取り入れる
     ⑤プロジェクトを止める勇気
    ・力と情熱のリーダー、管理のできるマネージャー
    ・納得できるプロジェクト設計 計画を立てる人と実施することが一致していることが理想
    ・違和感、不安感の共有化 これは非常に重要。
    ・一貫性は持ちつつ、変更を取り入れることが非常に重要

  • 持続可能。更に発展性あるまちづくりには“経営”視点みたいなのがあるといい...という本。

  • 「まちづくり」とタイトルは書いていますが、
    事業経営に全般について全体を概観するための
    良書だと思います。


    物販、サービス提供、組織運営、管理会計など
    専門的なことについての言及は多くありませんが、
    「まちづくり」の主語を、
    「会社経営は」とか「NPO法人運営は」と読みかえれば、
    いろいろな立場の方が読める本だと思います。


    個人的には徳島県・上勝町の「ツマモノ」販売事業がすごく気に入りました。

  • この本の第一章は「ロジカルシンキング」。
    これは経営というか仕事の基本。
    この本はそんなところから始まるのである。

    今までのまちづくりと言うものが
    いかにずさんだったかがうかがい知れる。

    私がこの本を読んだのには
    しっかりとした理由がある。

    それはまた次の機会にでも。。。

  • まちづくりをする(地域を盛りあげる)には、定期的にイベントを開催すればいいよねと安易に考えていたので、色々と考えさせられました。利益を上げることも大切だし、その地域によって抱えている問題が全く違うのでその問題解決につながることでないと意味はないし、その為にはリサーチや優先順位をつける事は大切といった内容。事例が多くて良いなと思いました。

  •  うちの職場のいかにも頭のよい感じの女性職員からの紹介。

     自分は、友人からの紹介本は必ず読むことにしている。

     この本を読んで、まちづくり会社という形態が、利益をあげつつ継続性を重視する手法として重要なことがよく理解できた。

     それを踏まえて、まちづくりに関して思いついたアイディア。

    ①まちづくりについては、NPO、LLC、LLPなど様々な組織形態を用いているが、例えば、まちづくり協同組合のようなそれに特化した組織形態を生み出す必要性はないのか。

     戦前に住宅組合という制度があったが、互助的でありながら、税制特例もあるような組合形態を追求してみたい。

    ②被災地の復興にあたっては、人材支援のようなソフトのまちづくり会社のほかに、実際の事業をまるごと市町村から受託するまちづくり会社が考えられないか。

     ソフトの支援も重要だが、実際に、面的な土木工事、建築工事を発注したことのない市町村にとってみると、ぎりぎりの採算で、信用のおける会社を設立し、全国からスタッフをあつめて事業受託するようなシステムも考えることが必要ではないのか。

    ③ごみの一括処理とか、クレジットカードの一括処理、さらには例にはあがっていないが電気の一括購入など、一定の地域の商業者、事業者が共同して購入、支払いすることによって、コストダウン、収益確保ができるビジネスモデルがあるのではないか。

     この本は、かなり実務家的なガイドブックだが、実例も豊富で、まちづくりを巡る各種組織の新しい動きが理解できて有益。

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著者プロフィール

エリア・イノベーション・アライアンス代表理事

「2018年 『福岡市が地方最強の都市になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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