- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313870116
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:726.1||フユ
資料番号:10115983
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同級生にして学年一の才女、藤本由香里嬢の傑作だ。少女マンガの評論でありながら、藤本さんの魂の遍歴、成長の記録を刻みこんでいる。「私の居場所はどこにあるの?」という不安は、少女だけでなく、だれにも共通の永遠の問いではないだろうか。
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漫画ってのは人生の縮図であり、教科書でもあるんだな、と。少女漫画は時代を映す鏡。しかし時がどれほど流れ、漫画の流行が変わろうとも、女性の根本的な葛藤は存在するわけで、だからこそ数十年前の作品が今でも読み次がれ、色褪せない輝きを放っているんだと思う。エヴァ論が面白かった。
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女マンガ作品を振り返りつつ、どのように読者が誘導されてきたか、家族について性について仕事について、時時の少女マンガ読みたちが何を刷り込まれてきたか、解き明かします。
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期待以上に興味深い本でした。
マンガから世の中を見たり、社会学に(この本の場合はフェミニズム的に)マンガを考察するのってホントおもしろいです。
この本の中に出てきた作品、全部読みたくなった。 -
少女漫画とフェミニズムは 切ってもも切れない仲だという。気がつけば女性作家を多く読みフェミニズムに傾倒していった私にしたら当然の結論だったのかもしれないと思うとなんとも不思議。
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とにかく女子は読むべき!!<BR>
面白くて深い。うあーって感じ。<BR>
特に恋愛についての?章はやばい。<BR><BR>
「少女は”他者による自己肯定”を叫び続け、その多くは異性愛への希求となってあらわれる」<BR>
出てくるマンガ全部読みたくなります。 -
少女漫画と、それに見られる少女達こころの考察。
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マンガ論 ベルばらからエヴァンゲリオンまで
藤本由香里の作品





