- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314000031
感想・レビュー・書評
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909-アザ 300505427
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原著は1932年刊。子どもと大人をめぐる緊張関係は、今も色あせないが、児童文学の専門家でもない限り、読む必要はないと思われる。
各作品の紹介はいきいきとしているが、切り込みが弱い。全体的に情緒的。各国の出版事情が古い。
・ペロー、1697年、童話集発刊。
・ロンドンのジョン・ニューベリーが子どもの図書館という本屋の看板を出した。1750年頃。
・ヴァイセ(1726-1804)が児童文学のはじめ。ドイツ。雑誌『子どもの友』
・ロビンソン・クルーソーは金儲けのために書かれた。
・たえず何か予習している子ども。vs 目的地に着くよりも旅をしていることが大切という時代。
・アリスに見るナンセンスの効用。仕事ですっかりいじけている精神を上手に休ませる。
・祖国愛と人類愛の渾然一体。 -
手元にある本の奥付は、「1957年10月10日 第1刷発行」になってるんですけどね...
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読み終わるのに時間がかかった~~。
子供だましの本に子どもは振り向かない! -
刊行年からしても(原著は1932年刊)、もはや「古典」と言ってもいいのかもしれない。「世界中の子どもを可能性いっぱいの人間と見、かれらが本質を見ぬき、本を選択してきた事実を認め、その力にふさわしい本を与えよと主張する」、フランスの文学史家ポール・アザールの著。といっても、堅苦しく小難しいものではない。ここで語られる子どもの魂の、なんと魅力的なことだろう。子どもと大人を殊更に対比させたり、フランスおよびヨーロッパからの見方に偏っているきらいは否めないが、それでもここに挙げられている様々な「児童書」(これまた既に古典と言っていい)は、今も魅力的だ。
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児童書研究の基本図書
ポール・アザールの作品






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