消費社会の神話と構造 普及版

制作 : Jean Baudrillard  今村 仁司  塚原 史 
  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314007009

感想・レビュー・書評

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  • 消費行動は言語活動と同じである。
    消費社会において、単にモノを消費しているのではなく、自分や自己の集団を他者と区別する記号として、モノを常に操作しているという。

    集団行動としての規範やモラルによって無自覚に強制されている均質的な消費行動の中に、どこか矛盾が生じている点があるとするならば、控え目な態度で消費行動を見つめ、綜合的な個性を再創造し、あらゆる可能性を徹底的に開拓することが強いられる。

  • 消費社会を論じた古典。消費される財の記号性を分析するというのは、40年前という時代背景を考えたらずいぶん先進的だったんだろう。
    と言いつつ、あまり面白くなかった。なんか変に生真面目なんだよね。ポストモダンは寝っ転がって読めるくらいがちょうどいい。

  • 斜め読み。
    あまりにも有名な消費社会批判。

    ずっと前に読んでいたときは、いまいちよくわからなかったけれども、今回はそれなりに勉強になるなと思いながら読めた。同じことを何度も何度も繰り返し言及している。

    現代社会=消費を基調とする社会においては、我々はモノそれ自体を消費しているわけではなく、記号(の差異)=観念を消費しているに過ぎない。だから、一見、モノが溢れているように思える消費社会においては、実はモノの欠乏こそが本質的状況であって、記号=観念が氾濫しているに過ぎない。

    広告的言説はまさしくこの記号を生産し、再生産していく言説装置として存立しているみたいな。

    後半、もうちょっとちゃんと読み直す。

  • 「暇と退屈の倫理学」の参考文献

  • 「終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか」はまだ第1章を読んでいる。おもしろい。そこで引用されているのが「消費社会の神話と構造」である。

  • 2011-06-14 よくわからんので第二部までで中断。気が向いたらまた読む。または英語で読む。

  • 639夜

  • 表現が分かりにくい.なかなか読み進められない

  • よく言われることだが、実に思弁的。
    ボードリヤール氏の社会理論自体は独創的であるのだけども、それが研究として昇華されている訳ではないので、人によっては妄言虚言の類として受け止められるかも。
    友人曰く、「ボードリヤールは考えて読むものじゃない。レトリックな断片を詩的に読むんだ」

  • 研究会課題図書。
    これ読んで「広告」があんまり好きじゃなくなった。
    そこまで社会に住む人の思考を操作したいかよってな具合で。
    フランス人の書く文章は訳が分からないけど、
    消費社会について商業や経営の観点からじゃなくて
    人間科学目線で見るには良い。
    ボードリヤール氏が1970年代にこれを考えていたのがまず凄い。

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著者プロフィール

【著者】ジャン・ボードリヤール :  1929年生まれ。元パリ大学教授(社会学)。マルクスの経済理論の批判的乗り越えを企て、ソシュールの記号論、フロイトの精神分析、モースの文化人類学などを大胆に導入、現代消費社会を読み解く独自の視点を提示して世界的注目を浴びた。その後オリジナルとコピーの対立を逆転させるシミュレーションと現実のデータ化・メディア化によるハイパーリアルの時代の社会文化論を大胆に提案、9・11以降は他者性の側から根源的な社会批判を展開した。写真家としても著名。2007年没。著書に『物の体系』『記号の経済学批判』『シミュラークルとシミュレーション』(以上、法政大学出版局)、『象徴交換と死』(ちくま学芸文庫)、『透きとおった悪』『湾岸戦争は起こらなかった』『不可能な交換』(以上、紀伊國屋書店)、『パワー・インフェルノ』『暴力とグローバリゼーション』『芸術の陰謀』(以上、NTT出版)、ほか多数。

「2015年 『消費社会の神話と構造 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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