世紀末を語る: あるいは消費社会の行方について

  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314007085

感想・レビュー・書評

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  • 講演を書籍化したもので、聴衆に向けて語られた言葉のためか言葉が入ってきやすかった。細部はなかなか拾えなくても、雰囲気が伝わってくる。でも講演、全部読みたかった。

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著者プロフィール

(Jean Baudrillard)
1929年生まれの現代フランスの社会学者。最初の著作『物の体系』(68)において〈それ自体で存在する物から記号としての物へ〉という視点を記号論の枠内で提起、続く『消費社会の神話と構造』(70)、『記号の経済学批判』(72)では、物を記号として消費する社会の構造、記号としての物の特徴を解明。72年の著作で顔を見せた〈象徴交換〉の概念を中心としながら、マルクス主義の基礎概念とみなす〈生産〉概念に批判を加えようとしたのが『生産の鏡』(73)、『象徴交換と死』(75)、などであり、『誘惑の戦略』(79)、『シミュラークルとシミュレーション』(81)以降の著作では、この〈象徴交換〉、あるいは実在をもたない記号としての〈シミュラークル〉、〈シミュレーション〉をキー概念として現代社会・文化を分析している。またボードリヤールは、再三来日し、講演やシンポジウムを行なっている。2007年3月死去。

「2008年 『シミュラークルとシミュレーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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