- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314008532
作品紹介・あらすじ
フレンチ・カリビアン・ポップスでお馴染みのカリブ海のクレオール文化は、豊穣な文学と音楽の故郷だ。しかし、どれほどの人が、クレオールのことばや歌を自分の舌の上で転がしてみたことがあっただろうか。本書は、ラフカディオ・ハーンがマルチニークでおこなった民話採集のフィールドワークを踏まえながら、クレオール言語とその物語世界へ私たちを誘う。新しい耳と舌で、クレオールの饒舌な魅力を味わおう。本邦初の「フレンチ・クレオールの初級文法」付き。
感想・レビュー・書評
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「クレオール言語にひきつけられる作家たちは何がしかの形で、クレオール言語に羨望をおぼえ、そこから何かを学び取ろうとする。さらにはその知を横領しようとさえする。」(p.12)文化Aに属するA文化者が異なる文化Bに接することによって文化Bに羨望をおぼえ、そこから何かを学び取ろうとする。さらにはその知を横領しようとさえする。このように、異なる文化者による他文化からの横領が文化と文化の交流を創出し、原文化が更新される。
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