演出術

  • 紀伊國屋書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314009027

感想・レビュー・書評

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  • 板に上がったら、全力疾走しないと。

  •  蜷川氏の演出した舞台に関して、氏へのインタビューをまとめた本である。こぼれ話、楽屋落ち、自己解説、演出論、演劇論。どれとも言えるしすべてを含んでいる。だが、僕が圧倒されるのは、氏の意志である。読めば読むほど、意志の力が僕に迫ってくる。「おまえはそれでいいのか」と呼びかけてくるような気がする。もちろん、氏の目には、僕のような小さな存在が入るはずもないのだが。
     演劇というものに、自分なりに思いをかけてきた僕にとって、これはバイブルに等しい。それと同時に、もしはじめて芝居に関わった高校時代より前にこの本を読んでいたら(もちろんまだ出版されていないけど)、絶対に今のような形では演劇に関わっていないだろうな、という気がする。

  • 人の演出以上に自分を動追い込むかっていう演出がすごい。
    本当に危ない老人

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著者プロフィール

1987年芸術選奨文部大臣賞『テンペスト』。1996年第4回読売演劇大賞最優秀演出家賞、1999年第41回毎日芸術賞、第70回朝日賞、2000年、第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、第8階読売演劇大賞・最優秀演出家賞。

「2019年 『蜷川幸雄と「蜷の綿」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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