- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314010368
作品紹介・あらすじ
ついにジジェクが書いた!!現代思想界の奇才による待望のラカン入門。
感想・レビュー・書評
-
ラカン入門書というより、ジジェク論という感じ。サバサバと言い切っていくスタイルは痛快だけど、ラカン入門には不適切。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジャック=アラン・ミレールのもとで精神分析を学んだシジェクによるラカン入門書。ラカンについて知ろうと思った際に一番最初にこれを手にとったのだが、その際は基本となる概念がわからずにひとまず読むのをやめた。ブルースフィンクによる「ラカン派精神分析入門」を読んでからこの本に戻ってきたのだが、基本的な概念がわかると本書の例えは理解を深めてくれる。一つのテーマに対し、様々な例え話をしてくれるので全ては理解できなくとも各章一つくらいは腑に落ちる物がある。逆にすべてを理解しようとすると、ヘーゲルやマルクスを知っていないと難しい箇所がある。後半に行くにつれてどんどんおもしろくなってゆくような感覚のある本で、サディズムや、倒錯についての分析を楽しみながら読んだ。話題が跳躍し、それについて行くのにはかなりの知識量が必要ではあるが、語り口が面白く惹きつけられる。わからないところはわからないと割り切って読み進め、あとから気になる部分を調べるというような読み方が良いのではないかと感じた。
-
ラカンは難しいと聞いていたので、とっつきにくいイメージがありました。初学者にはとっつきやすい書籍だと思います。
-
異様に読みやすくてほんとうにそんなことだったのかと不安になってしまうぐらいだった、見せかけの話とか死んだ子どもが語りかける夢の話とかはいまいちよくわかってなかったので助かった、ちょうど一年前になんとなく積ん読の『夢判断』に手を出して、そこからなんだかんだと精神分析に浸かってきたわけだけれど、一旦これで終わりにしたいとおもう、もちろん今後も折に触れていろいろ読むだろうけど
-
ラカンはこう読め!
-
図書館本 146.1-L12 (100070197683)
-
映像芸術論B[Moving Image Theory B]
-
理解できないまま読み終わってしまった。大文字の他者