- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314010757
感想・レビュー・書評
-
覚えておきたいのが、本書の前半。
人の性格には先天的な部分と後天的な部分があり、先天的な部分は変えることができないばかりか、変えようとすると有害ですらあるということ。
子育てに限らず、社会生活全般でも覚えておいて損はない知識だと思う。
後半は、まあ肩の力を抜いて、斜め読みするのが吉。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全てのひとがベストを尽くしている。
感情を肯定してやる。 -
役割期待と期待のズレ,特に境界線の話は自分の課題とも繋がるところがあった。
「自分は正しく相手の顔色を読んでいる」という思い込みはいずれ役割期待のズレにも繋がる,と。相手の顔色を読むコミュニケーションパターンを持つと相手が自分の顔色を読んで動くことを求めるようになり,自分と相手の境界がなくなってしまう。本当はコミュニケーションをとって確かめる必要があるということ。
うんうん,とわりと楽しんで読めた。
やっぱり自分のこともだけど,ケースに繋がったりしているとすんなり入るね。
1時間強ほどで読みきれました。面白かった。 -
思春期の子どもたちの問題行動や心の病について、「自尊心」と「コミュニケーション力」にスポットをあて、それらをどのように育てていったらよいか、親はどのように向き合っていったらよいのか。難しい年頃の娘をもつ母として、なるほどと思うことの多い一冊であった。
-
「多くの子どもは、気にしなければならないことが多すぎて、どれが大切なことなのかわからなくなっているという状態のように思います」とか「思春期になると、自分の努力だけではカバーしきれない問題がいろいろ起こってくるのです」など、子どもとつき合うときに心に留めておくべきことが書かれています。
自分の子どもだけに限らず、10代の子どもとつき合う時に頼れる本だと思います。 -
大人になるための必要な期間、
友人と接するように接する。もう子供ではない。
君の意見は?
すべての事に意味がある。ゲーム中毒⇒自分の怖さを見つめなおす。
親が変わる。ex勉強、心配り。 -
子供が10代になったらもう一度読む予定です。
-
子供たちが10代になったので、ちょっと事前に知識を仕入れてみようか、と思って購入。まだまだ思春期というわけではないが、最近段々と自我が出てきて親離れしそう。何か具体的に困っているわけではないが、転ばぬ先の杖という感覚で読んでみた。 どちらかというと自分はどうだったかなという思いの方がまだまだリアリティがあるくらい。
内容は、家庭内コミュニケーションについての本だなというのが第一印象。
「家族にしかできないこと」があるということや、子供に対しては「評価」を伝えるのではなく、「気持ち」を伝えるのだ、というのは意識しておいた方がいいなと思う。結局は大人相手と同じように接するのが大事なんだよなと納得。
もう一度手に取るような状況にならない方が幸せなんだろうな。 -
思春期と向き合う方法の話。
マニュアルだが
非常に客観的で参考になる内容。
自尊心は常に意識したいキーワード。