どっちがへん? スペシャル

著者 :
  • 紀伊國屋書店
3.86
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本棚登録 : 392
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314010856

作品紹介・あらすじ

「どっちくん」と「へんくん」はふたごのきょうだい。みためはそっくり、いつもみんなまちがえる。ふたりがおえかきするとえまでそっくり!と、おもったら…あれれ?にているけれどなんだかちがう。みてみて!かたほうのえ、すっごくおかしいよ!みぎとひだり、どっちがへん?-。

感想・レビュー・書評

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  • 絵がとても面白い

  • 娘が表紙を一目見て気に入ったようなのでお借りして来ました。

    「どっちくん」と「へんくん」の双子の男の子がそれぞれ描いた絵を見比べて、どっちがへん?どこがへん?どうしてへん?を話し合いながら読む絵本。
    いわゆる間違い探しのようなものではなく、片方がダイナミックに「へん」に描かれていて(眼鏡を縦にかけている・Tシャツを穿いている・娘が父を肩車している・身体の一部がヘビになっている等々)、どうやらその「へん」さを楽しむもののようなんですが……うーん私はちょっと……。

    娘と一緒に読み始めて最初に「チューリップが逆さまに咲いてるなんてへんだねえ」と口に出した瞬間、なんだかちょっと、いや結構、嫌な気持ちになってしまったのです。「へん」の語感に。
    勿論、絵本のなかの「へん」は子どもが見たら「ヘンテコリンでおもしろい」と感じる部類のものだとは思うのですが、「変」という言葉が私の感覚ではちょっと強すぎると云うか、何かを(例えそれが本当におかしかったとしても)指差して「『変』だ」と指摘する行為を、私はちょっと怖いなと思うんですよね。
    作者の方には本当に申し訳ないんですけど、繰り返される「どっちがへん?」という問い掛けに耐えかねて、読み聞かせる時には「こっちの絵とこっちの絵、どこが違う?」に言い換えてしまいました。
    (本書を読んで初めて、そういえば自分は「変」という言葉を意識的に使わないようにしていたんだなあ、と気付きました。)

    何より娘が日常生活で何に対しても「へん」を連発するようになるのが怖かったんですよね……。3歳児にはまだ早かったかな、と思っています。

    あくまで個人的なこだわりです、すみません。

  • へんてこな間違い探しだった!

  • いわいとしお展で初めて知った。
    小さい子にプレゼントして上げたくなる本。
    読み聞かせが楽しくなる本です。

  • どっちが変?よくある間違い探しやら、探し絵タイプとは異なり、考えながら、どこが変かな?と読める絵本。子供もワクワクしながら見ているようでした。

  • 間違い探しがまだ難しい3歳児くらいには
    わかりやすい!
    どこが変かなー?って細かい絵をよーく見て
    しっかり考えて
    これだ!って発見が楽しそう!

  • 読み聞かせ用。絵の中の変なところを見つける絵本。

  • 読了年齢:6歳3ヶ月
    本の選択:親
    市立図書館から借りて読み。
    100階だてシリーズ作家の岩井としお先生の本。
    もう少し小さい子向け間違い探しに近いテイストの本。双子の男の子の絵が左右に描いてありおかしな方を当てていく。
    愛嬌のある絵なので、面白く読めた。

  • へんな絵がありました。

  • 2-3 2018/06/06

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著者プロフィール

1962年生まれ。メディアアーティスト。テレビ番組『ウゴウゴルーガ』、三鷹の森ジブリ美術館『トトロぴょんぴょん』、音と光を奏でる楽器『TENORI-ON』などを手がける。著書に絵本『100かいだてのいえ』など。

「2010年 『アイデアはどこからやってくる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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