100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか

制作 : 河井美咲  向井 和美 
  • 紀伊國屋書店
3.41
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本棚登録 : 1912
レビュー : 117
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314010917

作品紹介・あらすじ

列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか?身体と脳・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差…「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」をはじめ、哲学・倫理学の100の難問。

感想・レビュー・書評

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  • 100話の例え話が面白い。 しかし、前後すると結構同じような例え話が並ぶ。 思考的にはやはり西洋風であった。 75話まで読破。

  • ありえないことを考えて、これから起こるかもしれないありえること、もしくはほんとうにありえないと思っていたことがありえてしまった時に備える、ということについて、考える。

    まあ毎日生きてるってそういうことなのか、とざっくりまとめてしまえばそれで仕舞いだが、たとえばこういう本を読んで、大仰な設定をゆっくり噛み砕いていくのも時には楽しいなあ、と思う。

    で、これは売り手としての感想なんだけれど、ツイッターなどで、この本のひとつひとつの設問について「答え合わせ」(とは言っても「正しい答え」がある質問などひとつもないが)ができるような仕掛けを作ったら面白いのでは、と思ったりもした。

    ハッシュタグで設問ごとに括って、おなじものを読んでいるのにも関わらず答えが(いやまあ、答えが140字で書けるような質問がないけど、だからそうねえ、感想が)違うのかあ、ってそれぞれに読者が感じたりできたら、本という装置を使った体験の、とても有益なやつを手軽にできるんじゃないかなあ、と。

    そうか、細かく章立てされていて、これっていう答えがないからこそ、面白い、っていう意味ではこの本はうってつけ、なのか?

    まあいいや、でもほんとうに、この問いに対して他のひとはどう思っているのだろう、とは、思う。

  • これを100まで読むのかぁ・・・、と断念。
    ちょっと合わなかった。
    でも、止めることができるようになったことは進歩。
    苦しくても読み続け、最後疲れて終わる読書はもうやめたい。
    何にでも相性というものがある。
    好きなものにさえかけられる時間は限られているのだから。
    でも、それが今まで出来なかったのだった!


  • 『時間の観念から解き放たれないと向き合えない戯れのような存在』
    残念ながら、我慢して読んでいたが断念。
    それは、難しいという表現はあたらない。
    「読み進める意欲を醸し出してくれない」
    大学時代の授業でこういう感覚を味わったのを思い出した。高名な教授で受講生も多いのだけど、まったく授業に惹きつけられない。単位も欲しいし、必修だからなおさら辛かった。
    あの感覚。
    100のテーマ自体(特に副題)には惹きつけられるけど、【設問】を読んで、【解説】となると、なんか雲を掴むような感覚。この感覚を楽しめというのか、この感覚の奥にあるものを探り当てろというのか?【設問】立ち上げた問いを、蹴散らされて、取り乱されて、再度新たな問いを浴びせられた感じがすることが何度かあった。新たな問いを与えられるのは読書の喜びのひとつだけど、地に足がついていない状態で更に、大きな風船

  • 今まで聞いたことのある有名な哲学の話もあるが、それらもアレンジを加えて面白く書いてあってとてもいい。
    たぶんこれは一人で読むより、みんなで議論した方が面白い本。気に入った話を伝え合うのも良いかもしれない。

  • 哲学・倫理学・論理学100の難問!一つの章が短く読みやすい。が、読んだ後ずぅっと考えてしまう。“思考実験”に挑戦しよう!

    Try the difficult puzzles of philosophy, ethics and logic!

  • まず、変わった装丁に惹かれた。
    そして、著者が選んだ100題の哲学的問題の一つひとつが、
    それぞれ洒落たタイトルで、分厚いのに、通勤電車内での
    楽しみのためにカバンに忍ばせたい気分にさせてくれる。

    読み進んでいくと、一見シンプルながら、実は深い思考能力を
    試されるような問いに出くわし、納得できる解説に思わず膝を
    打ったり、中途半端に置いてきぼりにされたり。
    ただ、ジレンマの渦に楽しく巻き込まれていたら、おなじみの
    トロッコ問題でドキリとする主張に遭遇したり、格差原理の
    本質について改めて考えさせられたりと、自分の薄っぺらい
    思考に活など入れられてしまった。

  • サンデル教授の白熱教室にも出てきたトロッコ問題=「このままトロッコが進めば乗っている40人が死んでしまう、進行方向を切り替えることができるが、そうすると別の5人を轢き殺してしまう、どうすべきか?」を始めとした、どっちも微妙ですな~という問題を100も集めた本。

    『これは「読む」本ではありません。「考える」本です。』のキャッチコピーの通り、当然答えは書いていない。

    最近、どっちも微妙ですな~という問題を判断することが多く、何かのキッカケにできればと思って読みました。

    しかし、似たような話も多く、正直、100も要らない気が…というのと、通読するよりは自分に興味のあるものだけ読む方が楽しめるかも。

    最後はちょっと飽きてしまった。。。

  • ただ読むだけの本ではない。一人だけで考えるのはもったいない。答えのない問いに一度は理性的に考え、次に本能で考えると自身の建前と本音に出合う。
    思考が深い人ほどページは進まない。しかし前から順に読む必要はない。気になるタイトルを読み進めるも良い。

    中学生の時に一人悩んだ事象について、言葉にするには難しかったことが、綺麗な文章として載っていた。私の言葉が拙かったからなのか、周りに理解してもらえず、変な子、と呼ばれるきっかけになった考えがそこには載っていた。考えすぎるのは私だけじゃなく、思考とは誰もがしている。大丈夫。私は変じゃない。それを知るだけの本。

  • 「もしこれがこうだったら、あなたはどう考える?」
    倫理的な矛盾や世界の謎について、先人たちが試行錯誤してきたものを、簡単な例でわかりやすく表現している。解説もユーモアがあって面白かった。

    ひとつにつき2~3ページくらいの分量しかないので、詳細が知りたければ自分で調べることになるが、カタログ感覚で読めるのはとても便利。あと類似例への参照が良かった。

    明確な答えはないので、表紙にもある通り考えるのが好きな人向け。

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