消費社会の神話と構造 新装版

制作 : Jean Baudrillard  今村 仁司  塚原 史 
  • 紀伊國屋書店
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本棚登録 : 180
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314011167

作品紹介・あらすじ

他人との差異を示すためのファッション、インテリア、自動車からメディア、教養、娯楽、余暇、美しさ・健康への強迫観念、セックス、疲労、暴力・非暴力まで――すべては消費される「記号」にすぎない。
1970年にいち早く「消費社会」という概念を提示し時代を拓いた名著に新たに「索引」と幻の原書初版からボードリヤール自身による写真2点を追加した決定版!

感想・レビュー・書評

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  • 消費行動がわかれば、いわゆる売れる仕掛けを考えられると思い購読したが期待と違っていた。現代の消費行動が本来必要なものでなく、他人との差異を示すためのものであり、ファッション、インテリア、自動車、教養、娯楽、余暇、健康、疲労、暴力など、全て消費することが目的となっていることを批判する書。確かに、ついつい無駄なものを買ったり、他人と比較したりすることはあるわけで、反省のきっかけとしてはよかった。

  • 経済活動とはモノの価値の交換てある

  • ポストモダンの思想家,というより人文科学って基本的に世界や人間への憎悪が原動力ですよね。好きだし「消費に値する」とは思うけどそこに何の社会的な意味での生産性があるのかって思ってしまう。

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著者プロフィール

【著者】ジャン・ボードリヤール :  1929年生まれ。元パリ大学教授(社会学)。マルクスの経済理論の批判的乗り越えを企て、ソシュールの記号論、フロイトの精神分析、モースの文化人類学などを大胆に導入、現代消費社会を読み解く独自の視点を提示して世界的注目を浴びた。その後オリジナルとコピーの対立を逆転させるシミュレーションと現実のデータ化・メディア化によるハイパーリアルの時代の社会文化論を大胆に提案、9・11以降は他者性の側から根源的な社会批判を展開した。写真家としても著名。2007年没。著書に『物の体系』『記号の経済学批判』『シミュラークルとシミュレーション』(以上、法政大学出版局)、『象徴交換と死』(ちくま学芸文庫)、『透きとおった悪』『湾岸戦争は起こらなかった』『不可能な交換』(以上、紀伊國屋書店)、『パワー・インフェルノ』『暴力とグローバリゼーション』『芸術の陰謀』(以上、NTT出版)、ほか多数。

「2015年 『消費社会の神話と構造 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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