数学の天才列伝: ユ-クリッド非ユ-クリッドそしてノイマン (竹内均・知と感銘の世界)

著者 :
  • ニュートンプレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784315516371

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  • 20名の哲学者・数学者の業績と生い立ち、社会や時代背景などを含めて人物像を紹介している天才列伝。
    紀元前624年頃のタレスから始まり、1950年代のコンピューターの原型を設計したノイマンで終わる。
    古代ギリシアのアカデミアでは、宇宙論や哲学論が中心で、実用を兼ね備える実験などは下人がやる事で、論争こそが全て。
    アリストテレス(プラトン、ソクラテス)ユークリッドなど紹介されてます。
    そして実用発明で貢献のアルキメデスの紹介。
    数と形の謎解き時代の人物は、タルタリア、デカルト、フェルマ、日本の吉田光由、関孝和を紹介。
    近代数学時代の人物は、ライプニッツ、オイラー、フーリエ、ガウスを紹介。
    現代数学時代の人物は、ロバチェフスキー、パベージ、アーベル、ガロア、ポアンカレを紹介。
    最後のコンピューター時代到来で、ウィーナー、ノイマンを紹介。
    有名なアインシュタインやニュートン、ガリレイなども本文中に出てきて、
    数学苦手な初心者でも解り易くまとめている本だと思います。
    数年前にポアンカレ予想?の問題がロシア人の数学者によって解答された話をNHKで見たのを思い出しましたが、ポアンカレは詩人でもあったのだと、この本で雑学的に知りました。
    薄幸のガロアやアーベル、新発見しても論文発表をしなかったガウスなど
    いろんな人物像が垣間見れて良かったです。
    但し、やっぱり数学は苦手だわ(*_*)

  • 古代ギリシアから現代まで、著名な数学者のエピソード、功績がずらりと並ぶ。やっぱり数学はすばらしい。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、理学博士。1921年 福井県に生まれる。東京帝国大学理学部卒業、東京大学理学部大学院修了。東京大学助教授・教授などを歴任。専門は地球および惑星内部物理学。

「1974年 『工科系のための 基礎物理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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