光とは何か?: みるみるよくわかる (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)

著者 :
  • ニュートンプレス
4.31
  • (9)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784315518887

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み


  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  • 自転車で追い抜ける遅い光が実現した!

  • 【文章】
     とても読み易い
    【気付き】
     ★★★★★
    【ハマり】
     ★★★★・
    【共感度】
     ★★★・・

    光とは電磁波の一種。
    X線、紫外線、赤外線、無線通信の媒体も電磁波。
    人間の目が特定の周波数領域の電磁波を受容しているだけ。

    「なぜ、空や海は青くて、夕焼けは赤いのか」子供がよく聞いてきそうだけど、
    返答に困ってしまうような質問の科学的な答えや、
    電磁波自体の仕組みや、光を使った最新の技術の紹介等、
    とても興味深い内容が理解しやすかった。

  • * 電磁波とは荷電粒子(電荷を帯びた粒子,電子など)を揺り動かすもの
    * 光電効果とは金属に光(電磁波)を照射すると,光のエネルギーを受け取った電子が金属から飛び出してくる現象
    * アインシュタインは電磁波はエネルギーの塊として進むのだと考えた.電磁にはエネルギーの最小単位があり,これを光子と呼ぶ.
    * 光が明るいというのは高氏の数が多いこと.
    * 1つの電子とぶつかるのは通常光子1つ
    * 波長の短い光子はエネルギーが大きい
    * 光(電磁波)は物質の振動ではなく,真空中にも生じ得る電場と磁場の振動
    * 光子に質量はありません.質量はゼロ.
    * 光触媒の応用として,医療用具(カテーテル),がん治療も.
    * 1フェムト秒の間に進めるのは,光でも0.3μmにすぎない.
    * フェムト秒レーザのパルス光の応用として光干渉断層計がある.生きている組織,生きている細胞の3次元画像を撮影するもの
    * フェムトの1/1000はアト.X線,ガンマ線を使う.
    * 波長で言い表せられない色もある.ピンク色はさまざまな波長のまぜあわせや,周囲の色の効果で実現されている.

  • うむ、これはすばらしい本です。
    今年読んだ本の中で間違いなくNo1。

    光は電磁波といっても、電磁波って何?と思っていました。
    が、それが電場と磁場が連鎖的に作り出されるということ、そして電子の振動によってそれが作り出されるということなど、「なるほどーーーー」と、眼から鱗がたくさん落ちました。

    思いっきり文系の私でも、この本はわかりやすかったし、奥深かった。
    物理って面白い!ということに気がつきました。

    娘が大きくなったらぜひすすめたい一冊。

  • 身近な光の現象や色の現象をはじめとして、光科学の先端的研究の状況がよくわかります。
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99244964

  • 光ってなんだろう?

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

上智大学理工学部教授

「2016年 『[図解]きほんのき 2時間でわかる身近な物理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江馬一弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×