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Amazon.co.jp ・雑誌 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784315529005
作品紹介・あらすじ
建築の歴史は、古代ギリシャとローマ時代にはじまりました。その後,人類の歴史とともに発展し,現代では技術革新により建築が大きく進化しています。たとえば,コンピューターの活用によって複雑な構造計算が可能になり,1000メートルの超高層ビルや植物など,ユニークな建物の建築が可能になりました。また,カーボンファイバーなど新素材や3Dプリンターによる新しい工法も導入されています。近年では,木材が建材として世界中から注目を集めており,2025年の大阪・関西万博では,シンボルとなる大屋根に木材が活用される予定です。本書では,古代から現代までの建築や土木の進化を網羅的に解説。歴史的な建築物から最先端のデザイン,技術までを写真に豊富に使い,読みやすいビジュアルで紹介しています。
感想・レビュー・書評
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中世からのヨーロッパの都市の俯瞰写真、そして現代の個性あふれる建築物の写真、どちらも楽しめて、建築物って見ていて本当に楽しい!暇な時間にパラパラ見ているだけでも楽しめる。
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とっても楽しい建築図鑑でした!
特に「空から見る世界の都市建築」、
中世イタリアの“地形が生んだ巨人の町”では 山の尾根に巨人が手足を大きく広げたような形に、
中世ドイツの“城壁の町”では 旧市街を城壁が取り囲んでいて、歩いて廻れる、
イタリアの“正六角形が広がる町”では 六角形の環状路沿いに整然と並ぶ家、家、家、家、家。この六角形はどこまで拡がるの? などなど。
見ていて飽きない町の風景でした!
「巨大デザイン建築とガラス建築」、
本当にユニークな建物が目白押し。こんなことまで出来ちゃうのか!と。百聞は一見にしかず。
このうちの一ヶ所でも良いから いつか訪れてみたいなー。
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【1章:歴史的な建築・土木遺産の科学】
古代ローマを中心とした建築技術と土木工学の進化が主題。
アーチ・ヴォールト・ドーム・コンクリート技術を活用した汎用性・合理性の高い構造が多くの建造物で展開。
浴場・闘技場・神殿・住宅・橋梁・水道橋などの多用途構造。
ローマ建築は後世のロマネスク、ルネサンス、新古典主義建築へ影響。
建築が「文明の象徴」であり、地域差を超えて共有される知識体系であることを強調。
【2章:空から見る世界の都市建築】
都市を「上空」から俯瞰することで、その構造美・合理性・文化性が明らかに。
格子状の都市計画(例:バルセロナ)や、自然に調和した都市(ヴェネツィア、ラパス)など、多様な設計思想。
都市は自然環境・宗教・政治・経済と密接に関わりながら形成されてきた。
都市計画は単なる設計にとどまらず、人の流れ・視線・交流・象徴性を計算したもの。
都市は「文化と文明の立体的展示場」であり、都市全体が巨大な建築作品と捉えられる。
【3章:進化する超高層建築】
高層化の原点は宗教的象徴(聖堂・尖塔)にあり、近代に入り経済・技術の発展で「高さの競争」へ。
構造面ではチューブ構造・コア構造・ダンパー・免震技術などが進化。
各国の象徴的高層建築(バージュ・ハリファ、台北101、エンパイア・ステートなど)が、国家の威信・文化のアイコンに。
デザイン面では、環境性能・視覚的インパクト・都市景観との調和が重視されるように。
今後は3Dプリンター建築、AI設計、月面建設といった新技術の応用が進む。
【4章:巨大デザイン建築とガラス建築】
技術革新により、曲線・ねじれ・傾き・透過性といった従来困難だった形状が建築で実現。
「構造」と「装飾」の境界が曖昧になり、建築が芸術作品に近づく傾向。
ガラスは、単なる開口部素材から、表現力・断熱性・光制御素材として進化。
光と風景を取り込むガラス建築は、時間や気象により多様な表情を持ち、「呼吸する建築」として人間と都市をつなぐ。
持続可能性と見た目を両立させる新しい建築美学が追求されている。
【5章:建築と都市の未来】
建築・都市は「人間の生き方を問う場」へと変貌しつつある。
スマートシティ・AI・IoT・3Dプリンター・環境設計などの技術革新が進行。
人間中心の都市(歩行者・自転車重視、コミュニティ再構築)への回帰。
モダニズム都市設計の反省と、ヒューマンスケール・有機的構造・グリーンインフラ重視の設計へ。
都市と建築は、「利便性と効率性」だけでなく、「多様な価値観と豊かさの共生」を重視する新しい地平へと向かう。
ニュートンプレスの作品
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