数学の各分野のみならず、力学、弾性力学、流体力学などにおいて重要なテンソルについて、その定義から実例、演算法、応用を順次平易に詳述。
東京工業大学名誉教授、理学博士。1922年 東京都出身。東北大学理学部卒業。東京学芸大学助教授、東京工業大学助教授・教授、日本大学教授などを歴任。2006年逝去。専門は微分幾何学。主な著書・訳書に『科学技術者のための基礎数学(新版)』『基礎解析学(改訂版)』『テンソル』『ベクトル解析』(以上 裳華房)、『ベクトル』『テンソル・その応用』(以上 共立出版)、『初等リーマン幾何』(森北出版)などがある。 「2020年 『新装版 解析学概論』 で使われていた紹介文から引用しています。」