ワインバーグのシステム変革法 (ソフトウェア文化を創る) (ソフトウェア文化を創る 4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320029804

作品紹介・あらすじ

スーパーマネージメント実現のための人と組織の変革法。ワインバーグ博士の処方とツール(道具立て)を集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 2020/10/24 読了

  • 会社だろうがプロジェクトだろうが、それなりの規模の仕事に対処する限りは「組織」であり、その「組織」を「変革」しない限り、今までより品質の高い結果は出せない。つまり、社会を相手に仕事をしている限り、「組織」を「変革」しなければならない状況は誰にでもある、といっていい。
    この本はそれをどうやってやるか、を解説している。
    ただし、この本はシリーズの第四巻めで、それまでの全三巻を少なくとも読んだうえでないと理解できない。
    第一巻で「複雑な状況を理解する能力。すなわちプロジェクトを計画し、計画に従ってプロジェクトを継続し、計画を変更するために観察し行動する能力」を、第二巻で「出来事を観察したり、効果的な適応行動に関する観察の意義を理解する能力」を、第三巻で「混乱したり、怒ったり、逃げ隠れしたくなるような困難な人間関係のなかで、適切に行動する能力」をそれぞれ解説し、それらを理解し総合して、「組織」を「変革」させるためのやり方を解説したのがこの本になる。
    もうちょっと簡単に言うと、第一巻で「ものごとは相互に関連しあったシステムなので、”単純な一回の原因-結果”ではない」ことを理解し、第二巻で「状況を把握するにも効果を見るにも測定して比較しないと確かなことはわからない」ことを理解し、第三巻では「人の反応は一様ではないが、パタンがないわけでもなく、対処の仕方がないわけでもない」ことを理解し、そうした理解のもとでさらにこの第四巻に書いてあるようなことを理解しないと、「変革」などということはできない、ということでもあるわけだ。
    アメリカ人らしくとても実際的に書かれているのがいい。できることからやってみようか、という気になる。

  • 「23 技術を導入する」に興味を持ちました。
    十戒の「1週間に7日働くべからず」は共感しました。
    残りの9つには、あまり共感が沸きませんでした。
    なぜなのか、よく分かりません。
    直面している問題とは違う解が書いてあるからでしょうか。
    自分がやらないことを、やるなと書いてあるからでしょうか。
    いずれにしても、必ずしも嬉しくないことは確かです。
    しかし、おかしな事が書いてあるという印象は受けませんでした。

  • まず前編を読んでから。

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