- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320030251
作品紹介・あらすじ
力学の学習には問題練習がなにより大切であるので初歩的なものから高度なものまで、理学的なものから工学的なものまで多数問題を集めて解説。
感想・レビュー・書評
-
大学院の入学試験対策に使った本。力学なんて余裕だろうと舐めていたら、色々と忘れていたり抑もよく理解できていなかったりしていて、予想以上に苦労させられた。
本書は、おそらく日本語で書かれた力学の演習書の中で、カバーしている範囲及び問題数に関して最も充実していると思う。各節の最初に基本事項がまとめてあるが、ここを読むだけで力学の復習になるし、「瞬時回転中心」や「セントロード」など知らなかった概念も多く非常に勉強になった。上にも書いたが、この演習書は問題数が多いため全部は解いていないが、うちの大学院では毎年のように出題される単元があり、そこを重点的に演習したことで自信がついた(しかし実際に出題されたのは全然違う分野・・・)。
第1章 運動の記述
1 ベクトル
2 速度・加速度・角速度
第2章 質点の運動
3 運動法則・保存則・保存力
4 一様な重力の下での運動
5 振動
6 中心力
7 束縛運動
8 相対運動
9 荷電粒子の運動
第3章 質点系・剛体の力学
10 質点系の運動
11 質点系の連結振動
12 剛体運動の記述
13 質点系・剛体の平衡と仮想仕事の原理
14 固定軸をもつ剛体の運動
15 剛体の平面運動
16 剛体の空間運動
第4章 解析力学
17 Lagrangeの方程式
18 変分原理とHamiltonの正準理論
第5章 相対論的力学
19 特殊相対論的力学
索引詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんでもあります。気になった問題を掻い摘んで、たくさんの問題を続けてやるのがいい使い方だと思います。ネットや図書室で問題を探すよりこれ一冊を辞書的に持っていた方が時間が無駄にならなくて良い。
-
[ 内容 ]
力学の学習には問題練習がなによりも大切である。
本書は、初歩的なものから高度なものまで、理学的なものから工学的なものまで多数問題を集めて解説した。
[ 目次 ]
第1章 運動の記述
§1.ベクトル
§2.速度・加速度・角速度
第2章 質点の力学
§3.運動法則・保存則・保存力
§4.一様な重力の下での運動
§5.振動
§6.中心力
§7.束縛運動
§8.相対運動
§9.荷電粒子の運動
第3章 質点系・剛体の力学
§10.質点系の運動
§11.質点系の連結振動
§12.剛体運動の記述
§13.質点系・剛体の平衡と仮想仕事の原理
§14.固定軸をもつ剛体の運動
§15.剛体の平面運動
§16.剛体の空間運動
第4章 解析力学
§17.Lagrangeの方程式
§18.変分原理とHamiltonの正準理論
第5章 相対論的力学
§19.特殊相対論的力学
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
力学についての問題が網羅されている。
したがって問題数は多い。
これ一冊で大学院入試に対応できるとのこと。