やさしい分子薬理学―分子構造から薬理活性へ― [CD-ROM付]

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320061668

作品紹介・あらすじ

薬の作用を分子レベルで理解することは、薬の性質を理解して適切に使用する上で、また新薬を発見・創出する上で、非常に大切である。本書では代表的な医薬分子を140種類取り上げ、医薬分子が疾病に関与する標的分子をどのように制御するか、立体的な分子像で視覚的にわかりやすく解説する。
付録CDには、全カラー図とDSVというソフトを収録。DSVを実行し、分子を回転・併進・拡大・移動させることにより、本書中の医薬分子の立体構造や、医薬分子と標的分子の相互作用を自由自在に観察することができる。本書により、分子薬理学の概念を理解し、その面白さと有用性を感じることができる。
薬学・看護・医学系学部2年以上の必携書。

感想・レビュー・書評

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  • 分子構造から薬理活性を紐解く本。何故、ペニシリンに抗菌作用があるのかから始まり、テトラサイクリン系抗菌薬がバクテリアのリボソームを阻害する話や抗ガン薬がDNAに働く話などが立体構造(ステレオグラム)から見られる。ドラッグデザインに関する話もある。斬新で面白かった。

  • 医薬翻訳の勉強に使用。

  • 新しい教科書です。分子に趣を置いています。
    わかっているものに関してはPDBからタンパクとの結合した構造を掲載しています。記載されている薬物の数は多くありませんが、薬理学を理解するのに有用な一冊だと思います。

    分子レベルで見た薬の働き 第2版 (ブルーバックス)とほとんど同じ内容と思われる。
    http://www.amazon.co.jp/%E5%88%86%E5%AD%90%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%81%9F%E8%96%AC%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D-%E7%AC%AC2%E7%89%88-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%B9%B3%E5%B1%B1-%E4%BB%A4%E6%98%8E/dp/4062576317/ref=ntt_at_ep_dpt_1

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著者プロフィール

1948年、茨城県生まれ。1974年、東京工業大学大学院修了。ロンドン大学博士研究員、協和発酵工業(株)東京研究所主任研究員、東海大学開発工学部教授、東海大学医学部教授、東海大学糖鎖科学研究所教授を経て、2016年より東海大学先進生命科学研究所教授。理学博士。現在のおもな研究課題は、コンピュータ科学を駆使した、より効果的で、より安全な医薬品の開発。さらに、人間のQOL向上につながる有用物質の探索・創製にも興味を持って研究活動を展開している。著書に『暗記しないで化学入門』『熱力学で理解する化学反応のしくみ』『「香り」の科学』『カラー図解 分子レベルで見た体のはたらき』『はじめての量子化学』(いずれも講談社ブルーバックス)など。

「2020年 『カラー図解 分子レベルで見た薬の働き なぜ効くのか? どのように病気を治すのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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