ユーザ工学入門: 使い勝手を考える・ISO13407への具体的アプローチ
- 共立出版 (1999年1月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320071469
作品紹介・あらすじ
ユーザビリティに関する関心が徐々に高まりつつあるなか、ユーザビリティの国際規格であるISO13407に対応した方法論を紹介する。
感想・レビュー・書評
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ユーザ工学は現在、ユーザビリティ工学に収束してしまったのだろうか?認知特性に加えて、タスクと環境分析も視野に入れていただけに、少し残念な感じもする。分析手法だけでなく、研究知見の積み重ねもみてみたかった。認知工学では積み重ねの威力を感じているだけに・・・。
・ユーザ工学の関連分野…人間工学、認知工学、感性工学。社会学、人類学も。
・usefulness=有用性は使い勝手に近い。ユーザビリティは使いやすさだが、そこには操作性、すなわち取り扱いのしやすさ、認知性、分かりやすさ、快適性、心地よさといった下位概念が含まれている。
・ISO13407における反復的サイクル。なかでも利用文脈の理解と明確化。
・質問紙調査はある機器や機能についての利用の状況を知ったり、ある機器や機能を利用する人の心理的特性の全体的傾向をとらえたい場合などに有効である。
・文脈におけるデザイン
・モデル化手法
・ユーザが従事する活動の調査と分析
・問題の重要度
・ロギングプログラムのガイドライン
・心理学的実験法
・チェックリスト(特定の機器の場合)
・メイヒューの著書
・sHEM(構造化ヒュー利ティック評価法)
・WEB USABILITY GUIDELINE
・ニールセンのガイドラインの解説
・ユーザビリティの人は一般の人を想定していた。
・人々が従事する仕事の実践とユーザビリティ詳細をみるコメント0件をすべて表示
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