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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323007618
感想・レビュー・書評
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犯罪がテーマの作品ではあるが、それとは別に愛とは何かが知れる作品だった。
出来事して羅列すると驚きの展開こそ無いが、
登場人物1人1人の抱える想いの大きさ、偉大さは名作ならではのものだった。
推理小説のようなワクワクドキドキ感もあり、楽しめる。
人物名が日本人にとっては複雑な点、台詞が長めな点は厄介かもしれないが、平易な文章で書かれており、一度読み出すとさくさく最後まで読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カラマーゾフの兄弟で、ドストエフスキーの作品に興味を持ち、続けて読みました。
ジュニア版ということで、文章が易しくページ数も少なめで
数日で読み終えることが出来ました!
解説から
『自分の過去をふりかえってみて、どれだけ時間を空費し、迷いとあやまちの多い、じだらくな生活を送ってきたか、時間をたっとぶといことをあまりに知らな過ぎはしなかったか、おのれの精神や感情を裏切るような行いをどれだけしてきたかーそれを考えると、われながら心臓に血のにじむ思いがします。
人間の生活は、天のたまものです。生活は、それ自体が幸福なのです。ひとつひとつの瞬間が、永遠の幸福になり得るのです。……ぼくは、新しいかたちの人間に生まれ変わりますよ。にいさん! 誓っていいますが、ぼくはこれを転機として、よりよい人間に更生することができます!』
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