- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323010588
感想・レビュー・書評
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小学生の頃、お下がりで貰い受けた本でした。
この本の対象は小学生くらいの子供向け…でも、内容については大人でも真摯に受け止めることができる。
レオナが宇宙人かどうかは読み手の解釈次第ですが、この本の本質は人間の根幹にある優しさや脆さをダイレクトに表現できていることにあります。
チープな表現ですけど、どこか心が豊かになれる作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レオナは宇宙人?
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■き146
#宇宙人のいる教室
#1階本棚
#小学校中学年から
■出版社からの内容紹介
ピッカピカのランドセルに金ボタンの制服で、ぼくたちのクラスにやってきた転校生、星レオナ。なんかおかしいだろう?だってぼくたちは4年生なんだよ。レオナはどこか調子がはずれてる。でも、ゆだんはきんもつ。ぼくはあのテレビゲーム以来、レオナは宇宙人じゃないかと、ひそかにうたがっているんだ。
#140ページ
#寄付本 -
転校生・レオナと主人公テツヤ、二人の交流を描くお話し。
作中の80年代の描写に思わず興奮してしまいました。
自分であることの大切さを問いかけます。 -
さとうまきこさんの小学3、4年生向けくらいの本。
大人が読むと15分くらいで終わるが良作だった。
さとうさんの作品は、いつも小学生の心情がリアル。
そして、いじめ問題や、心のありかた、友情など、重いテーマにもなりうるものをサラサラ読める形にして、子供の前に提示してくれる。
フォア文庫愛蔵版というもので読んだので、神宮輝夫さんの解説も読めてよかった。
それによると、一人称で書いた最初の作品らしい。
ミステリシリーズ、レベル21、9月0日に続いて手に取った本書、今後もさとうさんの本を読んでみたい。
余談ですが、このフォア文庫愛蔵版、すごい企画だったんだなー。
表紙や見返しは安野光雅による3D柄だし(そんなのあるなんて知らなかった)、岩崎書店、金の星社、童心社、理論社の合同文庫なんて!児童書分野で決して大手ではないが佳作の多いこれらの四社でこんなにすごい文庫を作っていたなんて、今まで知らなかった。ラインナップもよさそう。また探して読んでみたい。 -
小学3〜4年生向け 児童書
転校生はちょっと変わり者
クラスでいじめられててもみて見ぬふりをしていた主人公。
ある日、転校生レオナの家へ行って、
変なものを見つけて
宇宙人か!?の疑問とともに
レオナと行動しながら
自然の豊かさにふれ
いじめられてる子を助けることを学び、
家族への優しさを知り、
日々の生活のありがたさをしる
なかなかに中身が濃くて
大人がよんでも
心があったかくなるような一冊 -
♯ あらすじらしきもの
北海道からの転入生、星レオナ。
水の入ったバケツすら持ち上げられない彼は、頭はいいけど、常識がない。
そもそもマンションで一人暮らしの小学生なんてありえるはずがないじゃないか。
転入生を宇宙人なんじゃないかと疑いながら、日々をおくる小学生の話。
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派手な事件が起きたり、大きな組織が動いたりしないこの話は、日常からはじまって日常で終わる。
宇宙人なんじゃないか、と疑いながら。
そんなはずない、と打ち消して。
小学生は毎日学校に行くし、教室の中ではイジメが起きてたりもする。
さりげなくありえないことがおきるけど、それも日常の中にとけこんで。
気づいたときには変化すら日常になっている。
そういった日常性がこの話の核だと思います。
レオナ君の感覚による世界を、テレパシーで受け取った瞬間の世界は、その日常性の中で日常からあふれ出していて。
あぁ、すごいなぁと思いました。 -
小さい頃に読んだ一冊。
今でも時々読み返すくらい大好き。 -
古本で購入
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8/12 丁寧な児童文学。懐かしすぎる。こういうものをたくさん積み重ねて大人になれたことを幸せとすら思う。