こども園のおはなし会にて読み聞かせ。
1ページ目、空いっぱいにかかる虹に、「わぁ!」と歓声が上がりました。キレイな色の絵、飾らない文章で進むストーリーに、年長さんはもちろん、3歳未満のこどもたちもひき込まれていました。
虹の根元から生まれた、にじいろのしまうま。動物たちは、新しい仲間としてあたたかく迎え入れます。
しかし、日照りで川の水が涸れ、動物たちの元気がなくなってきました。それを見たにじいろのしまうまは、「ぼくにできることは どんなとこでもします」とお祈りをします。
すると、にじの色が一色ずつ飛んでいき、青は川の水に、赤は花に、橙色はオレンジの実に…と姿を変えたのでした。
にじいろのしまうまは、真っ白なうまになり、元気になった動物たちは感謝の歌を歌うのでした。