野ばら

  • 金の星社 (2024年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784323034072

作品紹介・あらすじ

小川未明の名作『野ばら』あべ弘士により絵本化! 舞台は大きな国とちいさな国の国境。そこには、両国から一人ずつの兵士が派遣されました。次第に仲良くなっていく二人をよそに、国同士は戦争を始めます。

感想・レビュー・書評

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  • 重要な哲学本かもしれない。2つの国の国境にはそれぞれ1人兵隊がいる。1人は老人、1人は若者。2人の距離は縮まり、心を通わせるようになる。そして将棋で毎日楽しむ。老人が強かったが時々は若者が勝つ時も!やがて、2国はちょっとしたことから戦争になる。老人は俺の首を持っていけばお前は出世できると言い放つが、若者は戦地へ出向く。若者が突如現れ、出世した姿が!と思いきや「夢」だった。そして若者は帰ってこなかった。異国人同士、年齢差関係なく分かち合える。お互い寄り添うことで。1923年の作品、当時と想いは一緒かな?⑤↑

    • 白いヤギと黒いヤギさん
      同感です。
      かつて、光村図書の小学6年生国語教科書には「野ばら」が掲載されていました。
      世界が対立する今こそ、小学生のうちに読んで欲しい物語...
      同感です。
      かつて、光村図書の小学6年生国語教科書には「野ばら」が掲載されていました。
      世界が対立する今こそ、小学生のうちに読んで欲しい物語だと思います。
      2024/10/27
  • ブクログレビューを拝見して知った本。

    やるせない。

    翻訳物なのかと思ったがそうではないようだ。

  • 6歳11ヶ月の息子に読み聞かせ

    小川未明さんのおはなし。
    野ばらの可愛い表紙がよい。

    青年と老人の関係
    この先どうなるのかの
    展開が気になって読み進め。

    ほんと戦争って。
    敵とは一体。

  • 小川未明の悲しい名作が、あべ弘士さんの温かい絵で素晴らしい絵本になりました。現に戦争をしている国が、一刻も早く闘いをやめますように! このお話のような結果になりませんように! 祈りを込めて、この本は上梓されたのだと思います。

  • 小川未明の名作をあべ弘士が絵本化。

    いろいろ調べて描かれたそうで、原作を読んだときに頭に浮かんだイメージと違和感がない。原作の「将棋」を「チェス」にされたのは納得なのだが、文に「将棋」とあるので脳がバグる。原作のときは文章だけだったので読み飛ばしてしまいあまり気にならなかったが、絵にするというのはたいへんな作業だと改めて感服する。

    個人と個人なら人間同士の関係が成り立つのに、大きなものの一部になると自由意志を働かせることができない。愚かしいことだ。

    インタビュー
    https://digital.asahi.com/articles/ASSDT2G2MSDTUCVL01GM.html

  • 今まさに読むべき本だと思った。大人も考えさせられる平和(友情が芽生える)と戦争のテーマ。
    ちょうど国境のところにだれが植えたということもなく咲く野ばら。野ばらのやさしいタッチの表紙に美しさも感じるが、どこか儚げな気持ちにもなる。だれかと共有したくなる絵本でした。

  • 美しくて悲しい物語です。
    戦争の残忍さはたった1文で書かれるだけなのに、静かだからこそいろんな悲しみが襲います。舞台の背景すらほとんど描かれない、最小限の小道具の演劇のような絵本です。
    最後の1文だけが救いです。

  • 可愛い表紙につられて手に取って読んでみたけど、最後の終わりはあまり意味が分からず、訳した本なのかな?とおもった。7分

  • あべ弘士さんの絵が素敵!
    戦争の話の絵本は手に取りにくい人がいるけど、これなら、読んでみようかなと思う人がたくさんいそう!
    絵がはっきりしていて、読み聞かせにもぴったり。

  • 名作は時が経っても古びないという見本。つい最近発表された童話であると言われても違和感がない。でも、これは小川未明の作品だからね。百年以上前に発表されたものだからね。あべ弘士の絵は最近描いたものだろうけど、むしろ絵のほうが古さを感じさせるくらいだ、というのは言いすぎか。

  • 童話クラシックス最高峰が、
    最新リマスターで蘇った。

    口に出して読むと感じられる、ことばの瑞々しさ。
    あべ弘士さんのなんとも言えない絵でモダンな生命が吹き込まれていた。

  • 絵本50 2025

  • なんとまあ素敵で悲しい絵本なんでしょう。
    あべ弘士先生の絵も素晴らしいが、小川未明先生の文もまた素晴らしい。
    本当に戦いなんていいことはない。なぜ戦わなければいけないのか、なぜそれで人が死ななければいけないのか。
    永遠の問題なのか…。

  • 個人と国家の付き合いは別とは言えど、情勢がそれを許さず。
    令和になって小川未明が絵本に

  • 6年生

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著者プロフィール

明治・昭和時代の小説家・児童文学作家。新潟県出身。「日本児童文学の父」と呼ばれ、『赤い蝋燭と人魚』『金の輪』などの名作を多数創作。

「2018年 『注文の多い料理店/野ばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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