たぬきのちょうちん (大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本)
- 金の星社 (2005年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323038841
感想・レビュー・書評
-
どう生きるかはその人次第。
こんなたるきのように生きたいなぁ。
胸の奥に深く刺さる絵本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3-1 2013/10/09
-
おじいさんたぬきは、孫のたぬきに聞きました。「おまえはなににばけたいのか」
自分のできることをし、人の役に立つことを喜びとする。このお話の中に、人としてどう生きるかが簡潔に書かれています。(ima) -
たぬきのおじいさんと孫が”何に化けるのか?”について話し合う物語である。よく、きつねやたぬきは人を化かすと言われるが、ここに出てくるたぬきは、化けることで人の役に立つことをしたいと考える。
それが”ちょうちん”だった。
暗い夜道で橋の上を明るく照らすちょうちん。人の記憶の片隅に残る良い事をしていると感じたことをおじいさんから聞いた孫は、自分もそれを受け継いでやりたいと感じている。人の為に何かをしたいという思いは、最近の私たちが忘れがちなことではないだろうか。
自分だけがよければではなく、他人のために何かをしてあげる、それがちょっとのことでもいいからという発想は大事にしていきたいと考えさせられた。 -
2007/10/24もりちゃん
-
浜田廣介さんの童話らしい、心温まる一冊ですよ。