むくどりのゆめ (大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本)

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 135
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323038858

感想・レビュー・書評

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  • いもとようこさんの絵はすごくかわいい。
    ストーリーは優しさよりも寂しさの方を強く感じる部分もあり。

  • 絵はかわいいのだけれど、ひたすら寂しく空間の多い絵が見開きが続く。
    話があまりに長くて、長い割に先の見えるひねりのない展開。

  • 浜田廣介の童話は、優しさが溢れている~

  • むくどりの親子の会話から、いなくなった母親を思う子どもの気持ちをやさしく受けとめて応対をする父親のやさしさが伝わってくる内容になっています。
    一日千秋の思いで待つ子どもが取る行動に対しても、やさしい視点で見守っている父親の態度には愛を感じます。子どもを見守るという事はこういうことなのかなと考えさせられます。

  • いもとようこ、といえば、愛くるしいキャラクターの表情がまず思い浮かぶ。でも、夏にいもとさんの原画展を見に行って、その印象が少し変わった。和紙を使ったちぎり絵の美しさといったら!!からっと明るいストーリーにキャラクターのかわいい笑顔が映える作品も好きだけれど、このひろすけ童話など、叙情的な作品もまた、いもとさんのちぎり絵の美しさがぐっと感じられるなぁと思っている。
    母鳥がもうこの世にいないことは、物語中でははっきりとは語られていない。でも、母の帰りを信じて待つ子供の純真さ、そんな子供を受け止めて見守る父さん鳥の静かな愛情。泣けるなぁ…。子供の鳥のかわいらしさがまた胸を打つのだ。ちょっと切ないお話でも、湿っぽくなりすぎない表現がいもとさんらしいなと。
    これからもいもとさんによる名作絵本を読んでいきたいと思っている。

  • 古本屋で購入。

    この著者(代表作 ないたあかおに)の語り口は
    ちょっと独特だけど心に響く。

    いもとようこさんの絵もほんわかやさしく、
    良い絵本。

    (親子読書週間に読む)

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著者プロフィール

1983年、山形県高畑町に生まれる。童話作家として50余年の間に、約1000編もの童話や童謡を世に残し、「日本のアンデルセン」とも呼ばれている。代表的な作品に『りゅうの目のなみだ』『よぶこどり』『むく鳥のゆめ』などがある。1973年、80歳でなくなる。

「2013年 『講談社の名作絵本 ないたあかおに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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