クジラ: 大海をめぐる巨人を追って (ノンフィクション知られざる世界)

著者 :
  • 金の星社
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  • Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323060811

作品紹介・あらすじ

ザトウクジラは毎年、えさの豊富な北の海から、出産・子育てに適した南の海へと、何千キロにもわたる大回遊をおこないます。活動的なこのクジラは、ときには、鳥の翼のような、巨大な胸びれをなびかせて、海上におどりあがることさえあります。この勇壮なクジラを追って、大海の旅へとご招待しましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 写真家・ジャーナリストである著者がザトウクジラの生態をわかりやすく書いてくれている。カラー写真が一部なのがやや残念ではあるが、単なる図鑑と違って著者の感動や思いが伝わってくる。
    ザトウクジラの歌について書かれている部分があって、スマホで検索してみるとYouTubeにあがっているものがたくさんあって、部屋に居ながらにしてその神秘的な歌を聴くことができました。実際に聴いてみたいな!
    それから、ビニールなどのプラスチックゴミによる海洋汚染についても触れられており、こういったことを体験できるツアーなどに気軽に参加できるような仕掛けがあれば自分ごととして捉えられる機会になると思った。

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「生き物・自然」で紹介された本。

  • 好きな鯨を追って生計が立つのは羨ましいね。大変だろうけど。

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著者プロフィール

1953年、大阪生まれ。1978年、京都大学理学部動物学科を卒業後、出版社にて自然科学系の書籍、雑誌の編集に従事。1984年に独立し、写真家、作家として世界各地で海生哺乳類を中心に調査、撮影し、生態のレポートを行う。研究者との交流も多い。この十数年は、野生動物への影響を考慮しながら撮影を続けると同時に、地球環境の変化を追い極地への取材も多く行う。近年は、自身の活動が環境に与える影響も視野に、身のまわりの自然に視点を移している。
主な著書に、『オルカ――海の王シャチと風の物語』(早川書房)、『オルカ アゲイン』(風樹社、講談社出版文化賞写真集賞受賞)、『マッコウの歌――しろいおおきなともだち』(小学館、日本絵本大賞受賞)、『世界で一番美しい ペンギン図鑑』『世界で一番美しい シャチ図鑑』『世界で一番美しい クラゲ図鑑』(誠文堂新光社)、『黄昏』『世界で一番美しい アシカ・アザラシ図鑑』(創元社)、『南極ダイアリー』『クジラの進化』(講談社)ほか多数。

「2023年 『世界アシカ・アザラシ観察記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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