SNS炎上 (NHKオトナヘノベル)

制作 : NHK「オトナへノベル」制作班 
  • 金の星社
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本棚登録 : 127
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323062112

感想・レビュー・書評

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  • 10代の子どもが抱える悩みや知りたい気持ちにこたえるNHK Eテレの番組「オトナヘノベル」を書籍化。SNSの怖さを描いたお話が3話。
    ぜひ中高生に読んで欲しいです。

  •  なんとなく、シリーズものであった、若者向けのインターネットの怖い話啓発本。
     というか、ネットリテラシーを教えるための本。

     どんなものなのか、と思いながら読んだけど、思いのほか、読みやすくて、押しつけがましくない対処法も書かれていて、とてもわかりやすかったです。
     実際、それで収まるかどうかなんてわからないけど、燃料投下さえしなければ、そのうち静かになる。
     受け取り方次第。

     っていうのは確かにそうだけど、ネットに一度名前がのっちゃうと消せないからね……
     まあ、記憶と一緒に風化して、忘れてなかったことにしてくれたら一番いいんだけど、そういうわけにもいかない。

     だからそういう怖さをわかった上で、ネットにあげないといけないかなあとは思ってます。
     まあ、公共の場に、名前が落書きされてたところで、ほとんどが「誰?」だけど、現実世界と違うのはいきなり電話を掛けたりそういうことができるんだよね……
     くれぐれも注意しないといけないっていうのをわかりやすく教えてくれました。

     自分に子供がいたら読ませてもいいな、とは思いました。現実はこんなものではないと思うけど。

  • 『切りとられた恋』 長江 優子
    『見えない炎』 如月 かずさ
    『炎のループ』 鎌倉 ましろ

    現実味がある、SNSでのトラブル(炎上)に見舞われる話。変な感じがしたのは、SNSの使い方に注意が必要なのは炎上するから、という理由なのかということ。炎上しなければいいのではないはずで、自分の行動が他人にはどう捉えられるか思慮の浅さが心配。盗撮した相手を探し出して謝りに行くのもどうかと思った。私なんかは、逆上して殺されるんじゃなかろうかと思うがどうだろう。

  • わかりやすい。
    やや終わりが甘い気がするけど、中高生向けならこれでいいと思う。

    わかりやすく、警戒できればそれが一番いいからねー。

  • 中高生向けにはちょうどいいと思う。改めてネットって怖いなと思った。身近な人とやり取りしてると、世界中に公開されてるのを忘れるから。私はSNSしてないけど、してたら過去の投稿を削除したくなるかも。

  • タイトルを見ての第一印象程、刺激的じゃなかったと思う自分は、もう随分ネットに毒されているのかも…
    この本の3つの炎上。
    どれも悪意のない、ほんのちょっとの自己主張だったり、茶目っ気だったり、自分の正義だったりするものが、一度ネットに流れてしまえば、こんなにも暴走してしまう。
    本の中では、優しく的確なアドバイスをしてくれる人がいて収束していくのですが、現実ではどうなんでしょう…?
    学校の先生からの注意よりも、こういう読み物からの方が、実感できるかなぁ…
    ただ、主人公がみんな女の子なのは、ちょっと?と感じた。

  • 偶然にも表紙が『ライバル・オン・アイス』のげみさんでしたよ。
    まあYA寄りだしな、合ってる。
    お恥ずかしいことにSNS疎いんですけど、こういうの読むとみんな気を付けてね~~~ってなるよね・・・。
    インタネット怖い。

  •  10代の悩みに答えるようなドラマ仕立ての物語。身近にありそうな3つの話でまあまあおもしろい。ネット上でよく見る光景だが、それがもし自分の身に起こったらどうなるのかリアルに体験しているような気持ちになる。

     それぞれお話の後に解説もあって、なかなかよくできている。どうしてそうなるのか、どうすればよかったのか、何を気をつけなければいけないのか、わかりやすく書いてあり、私もなるほどと思った。

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著者プロフィール

1971年、東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。構成作家として主にNHK Eテレの子ども番組の制作に携わる。2006年、「タイドプール」で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、同作にてデビュー。21年、『サンドイッチクラブ』(岩波書店)で第68回産経児童出版文化賞〔フジテレビ賞〕を受賞。ほかの作品に『ハンナの記憶 I may forgive you』『木曜日は曲がりくねった先にある』『百年後、ぼくらはここにいないけど』(以上、講談社)、「NHK オトナヘノベル」シリーズ(共著、金の星社)などがある。

「2022年 『ぼくのちぃぱっぱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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