出征と疎開そして戦後 (漫画家たちの戦争)

  • 金の星社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323064093

作品紹介・あらすじ

3巻『出征と疎開そして戦後』

1.『ドラえもん』より白ゆりのような女の子  藤子・F・不二雄
2.ゴッドファーザーの息子  手塚治虫
3.火垂るの墓  滝田ゆう/原作・野坂昭如
4.『この世界の片隅に』より19年5月/19年6月/19年7月  こうの史代
5.ああ七島灘に眠る友よ! 疎開船「対馬丸」の悲劇
 木内千鶴子/原作・石野径一郎
6.?そこも戦場だったー夕映えの丘に  佐藤まさあき
7.『人間交差点』より消えた国  弘兼憲史/原作・矢島正雄
8.『味いちもんめ』より若竹煮  倉田よしみ/原作・あべ善太
9.『テツぼん』より汽車ぽっぽ  永松 潔/原作・高橋遠州
10.『垣根の魔女』より御身大事に・・・・  村野守美

感想・レビュー・書評

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  • 「銃後の守り」を描いた作品群。「ドラえもん」「火垂るの墓」「この世界の片隅に」「味いちもんめ」…ビッグタイトルが並ぶ。...●沖縄からの疎開船。危険を避けるための非難が悲劇を招く。●疎開先で育まれた友情。励まされた友の戦後の悲しい選択。●特攻隊の息子がしたためた手紙。黒塗りにされた文字が明らかになったときの母の思い。...戦場で戦うつらさ、空襲にあうつらさ、そして、愛する人の身を案じながら待つつらさ。勝っていればそのつらさは報われていただろうか?今も戦闘を繰り返す戦勝国。日本もその一員だっただろうか?

  • 著名な漫画家たちが、歴史的出来事を風化させないために描いた作品たち。シリーズ5冊、娘用に借りた。ある中学生への推薦図書を取り上げた本にて記載されていたため図書館で予約。

  • のび太のお父さん・ノビ彦の戦時中の疎開の思い出など。オチが息子の女装姿だっていうのは不憫。ずっと歳を取らないドラえもんの世界で、父の年齢を感じさせるお話…戦時中であろうとなかろうといじめって連綿とあるなと精神的に落ちている時に読んだら、うんざりした。
    他にも疎開や出征のお話など。

  • <収録作品>
    白ゆりのような女の子(『ドラえもん』)/藤子・F・不二雄
    ゴッドファーザーの息子/手塚治虫
    火垂るの墓/野坂昭如・原作 滝田ゆう・画
    この世界の片隅に/こうの史代
    ああ七島灘に眠る友よ! 疎開船「対馬丸」の悲劇/石野径一郎・原作 木内千鶴子・画
    夕映えの丘に―そこも戦場だった―/佐藤まさあき
    消えた国(『人間交差点』)/矢島正雄・原作 弘兼憲史・画
    若竹煮(『味いちもんめ』)/あべ善太・原作 倉田よしみ・画
    汽車ぽっぽ(『テツぼん』)/高橋遠州・原作 永松潔・画
    御身大事に…(『垣根の魔女』)/村野守美

  • さまざまな世代に読まれている著名マンガ家たちが、それぞれの視点で描く戦争の姿。特に、このテーマは出征と疎開、戦後が描かれており、まだまだ知られていない部分があぶりだされているように感じた。一昨年話題になった「こうの史代」さんの一遍が一部掲載されている。藤子先生からはじまるのも読みやすい。

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