ねえだっこして

著者 :
  • 金の星社
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感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323070407

感想・レビュー・書評

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  • 絵本で初めて泣いた。
    本の中の猫が、我が家のお兄ちゃんとだぶって。
    「もうお兄ちゃんだから」って、きっとたくさん我慢してるんだろうなぁと思ったら、ホロっと泣いてしまった。

    読んだ後、子供をぎゅっと抱きしめたくなる絵本。
    子供に、というよりママの心が温かくなるお話。

  • 猫のきもちは、たとえば幼いきょうだいを迎えてゆれる、おにいちゃん、おねえちゃんのきもち。「だっこして」と言えないすこし大人になりかけのきもち。抱きしめることで、確かに伝わる大切なものがあることに改めて気づかせてくれる。せつなくて、あたたかくて、何とも言えない読後感。親となった人にこそ、たいせつな一冊になると思います。

  • 妊娠10ヶ月。
    ついついこの手の本に目がいってしまう。

    暗に、娘にこれから自分を待つ試練を思い知らせようと思っているのか。いや、自分への戒めのつもりで。

    『ちょっとだけ』と似た感じで、これは飼い猫の視点から。
    やはり読んでいてウルっとくる涙腺がいかれた三十路女。
    ぼーっとして聞いている3歳児。

  • 1歳6ヶ月に読んだ絵本
    私が胸を打たれました。1歳6ヶ月でこの内容を理解できているかはわからないけど、神妙に聞いていました。

  • すてきなすてきな絵本。もし将来子どもができたらお姉ちゃんに絶対読んであげたいと思う本。

  • こちらもMOEの泣ける絵本特集で知りました。
    涙がこみ上げるというより、キュンっとします。
    ネコが外をみて、いいよ、かしてあげる。。。
    そのシーンの美しさに引き込まれます。

  • 20101114 ねこと赤ちゃんが気になるらしく「うー」と指さし。 ねこの気持ちは下のきょうだいが生まれたときの上の子の気持ちに似ているのだろうなと思ってうるうる(母) 20101119 けっこう気に入ったみたい。帰るなり読んでくれと持ってくる。 20101204 内容はいいと思うけど、何度も読むほど文章の構成がおかしい気がする。「あかちゃんなんてつまらない」×3のあと「あかちゃんってあまいにおいがする」はおかしいし、しっぽをつかまれたあと「いいよかしてあげる」になるのは不自然に思う(母)

  • 赤ちゃんが生まれてからママにだっこしてもらえなくなった猫の話

  • これまで独り占めにして来た大好きなお母さんの腕の中を生まれた赤ちゃんにとられて・・・でも、潔く譲った猫の精一杯にお姉さんぶる姿や態度に切なくなります。まだまだ子どもだもんね。

  • こどもの気持ち*^^*

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著者プロフィール

1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』『しゃっくりくーちゃん』『ねえだっこして』『にげろ! どろねこちゃん』『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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