ねえだっこして

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 903
感想 : 94
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  • / ISBN・EAN: 9784323070407

作品紹介・あらすじ

2019年7月1日、Web記事「赤ちゃんにおかあさんを譲った? 遠慮する愛猫を思うと、涙が止まらない」で話題になった一冊!

お母さんのおひざは世界一すてき。お母さんのだっこは世界一やさしい。わたしだってお母さんにだっこしてほしい。ねえ、お母さん、お母さん…。お母さんと赤ちゃんを見つめる猫の切ない気持ちを描く。

感想・レビュー・書評

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  • お気に入りの田中清代さんの絵本。
    大好きなお母さんを赤ちゃんに奪われてしまった子猫のお話し。
    子猫の切ない目は、人間のお姉ちゃんの目そのもの。
    小さい子を育てているお父さんお母さんにオススメ。

    • nejidonさん
      ehon museumさん、こんばんは(^^♪
      いつもたくさんのポチを下さってありがとうございます!
      田中清代さんがお好きなのですね。私...
      ehon museumさん、こんばんは(^^♪
      いつもたくさんのポチを下さってありがとうございます!
      田中清代さんがお好きなのですね。私も同じです。
      この本、表紙とタイトルだけ見ると、赤ちゃんの気持ちを言ってるのかと思って
      読み始めたら、違うんですよね・笑
      でもそれがとても良く描けてて。
      表情も良いですよね!
      うちは多頭飼いなのですが、どの子も自分こそ一番可愛いと主張するのですよ。
      はいはい、そうね、あなたが一番だとお母さんも思うよ。
      ひとりずつにそう言って、ひとりずつを可愛がる毎日です。
      なので、なかなか本を読む時間がありません・笑
      また楽しい本に出会えたらご紹介くださいね。
      2018/03/19
    • ehon museumさん
      nejidonさん、こんばんは。^^
      こちらこそ沢山のポチを下さりありがとうございます。
      田中清代の絵には昔の日本を感じさせるレトロさが...
      nejidonさん、こんばんは。^^
      こちらこそ沢山のポチを下さりありがとうございます。
      田中清代の絵には昔の日本を感じさせるレトロさがあって気に入っています。
      うちは二頭飼いですが、nejidonさんちの多頭飼いほどじゃないですが同じ状況です。^^
      これからもいろいろと参考にさせてください。
      2018/03/21
  • 今までは猫のものだったお母さんのおひざが、あかちゃんの指定席になってしまいました。いじらしくお母さんのだっこを待つ猫の気持ちが、とても愛おしく感じられます。お兄ちゃん、お姉ちゃんも弟妹ができた時には、こんな思いで我慢してくれているのかなと想像せずにはいられない作品です。
    3~4歳位から

  • 妊娠が分かったので、お兄ちゃんになる息子に借りてきました。
    おかあさんに抱っこしてもらいたいのに我慢するネコちゃんがいじらしくて…。
    これを読んでから息子が素直に「ねえだっこして」って言えるようになりました。

  • 先住犬・先住猫のいる家庭に送りたい絵本。
    これラストページで、旦那さんが赤ちゃんみて 奥さんが猫を抱っこしている。
    世の旦那よ、ここだからな!
    家庭の調和はお前の力量にかかってるんだからな!

    • みーなさん
      すみません。ついコメントしたくなりました!本当にそうですよね。世の旦那さん!!気づいてやってほしいです笑。
      すみません。ついコメントしたくなりました!本当にそうですよね。世の旦那さん!!気づいてやってほしいです笑。
      2020/02/09
  • 猫がでてくるところと、絵の雰囲気が好きで読んでみたのですが、私はこの本好きじゃないです。

    私も長子で、この猫と同じ立場になったことがあります。

    なぜ主人公は、猫なの?
    長子にわがままを言わせない(言い聞かせるための)よくあるいつもの本だと、さっきまで思っていました。

    たびたび評判になり、高い評価を得ていることにずっともやもやしていましたが、ほかの方のレビューを見て、少しわかったような気がしました。

    この本に好評価をつけてくれた方は、
    きっと、お子さんに自分で読み聞かせをして、わかるまで説明してあげているんだと思う。
    こういうのを教育っていうのかなと思いました。

  • 猫目線で赤ちゃんにママのお膝を、温もりを譲らざるを得なくなった思いが綴られ、妹を迎えるべく、少しずつ赤ちゃん返りする息子に読み聞かせ。我が家には猫もいるので、可哀想になったのか、読みながら、猫を抱き上げようとする息子。息子ながら何かを感じ取ってくれたようです。

  • この本は直球です。
    読んだ後に答えを求めて色々考えさせられるタイプではなく

    多分「可愛がられていた猫のいる家に赤ちゃんが来た、猫の気持ちになって絵本を描いてみよう」というお題を出したら必ず何人かはこの作品に類似した作品を描けるだろうな、
    という作品です。

    ただこれだけ↑感想を書くと
    誰でも想像出来るようなさして面白味のない作品のようにしか思えませんし、
    私自身特に面白味はない本だと思ったのですが

    色々な方のレビューを見ると目から鱗。
    感想が180度変わります。
    だからこの本の評価が高いのか、と思い
    まさに「子供のための本」だと思いました。

    弟や妹が出来て兄、姉になった小さな子に是非。
    これを読んでからお子さんが素直にだっこして、と言えるようになったと言うレビューを拝見して
    ああ、そうか、すごいな。と。

    絵本は作家さんだけでなく制作する出版社さんも
    本当に凄いんだな、子供のために作品を選んでいるんだなと。幼い心に添える人でないと到底出来ない素晴らしい仕事です。

  • 「だっこして」 猫目線で おもしろい♪

  • 子のためにというより、自分のために読んだ。
    2匹の猫を飼っているのですが、1匹が何故か赤子が泣くときに一緒に泣いて抱っこしてー構ってー遊んでーを繰り返すようになり、やっと赤子が寝たと思ったら運動会はじめて起こして…とイライラするようになってしまった時に勧められた本。泣けて泣けて仕方ない。待っててね、あとでねばっかり言ってごめんね。いっぱい抱っこしてあげるからね

  • ネットで「泣ける絵本!」と有名だったので、本屋さんで立ち読みしてみました。2.3才児がウロウロしてる絵本コーナーで、いい歳した大人が1人で読みながら泣いてしまいました(笑)私は長女だったので、何だか昔の自分の中に閉じ込めていたものが涙としてポロポロ流れてきたような感覚です。絵も優しいタッチで描かれていて、とても温かな気持ちになりました。子どもだけではなく、ぜひ大人の方にも読んでいただきたい一作だと感じます。

    追記:本はその後きちんと購入しました。

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著者プロフィール

1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』『しゃっくりくーちゃん』『ねえだっこして』『にげろ! どろねこちゃん』『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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