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- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323071510
作品紹介・あらすじ
北の海にうかぶ小さなしま、チロヌップ。きつねたちと人びととのおだやかなくらしを、やがて、みつりょうしゃや、せんそうがひきさいていきます。人間のしかけたわなにかかった子ぎつねに、母ぎつねはずっとずっとよりそいつづけるのでした。
感想・レビュー・書評
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本書は、絵本で世界を旅しよう
で 6番目に紹介されている本です。
本書を読んでずっと昔からロシア人は侵略者だった。
と認識する。
チロップは、ウルップ島のことだと、
あとがきにかえて
で著者はしるしている。
22ページに かみの毛の赤い 大男たちが、
と言う記載がある。
ロシア人のことだ。
「なにをする! ここはわしらのしまだ。 かえれ!」
与平はさけんだ
これは1923年生まれの著者の叫びでもある と思う。
これは今も同じだ。
本書は、北のキツネと日本人の厳しい自然でのふれあいの物語であるが、隠れたテーマとしてロシア人の侵略に対する警告の書でもある。
ウクライナ侵略を目の当たりにすると、そう思うのも当然だと思う。
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5歳の子どもの読み聞かせに
きつねの力強く生きる様子や、きつねと人間との関わりが物語りとして、リアルに描かれていました。
子どももドキドキしたり、神妙な顔をしたりしながら聴き入っていました。
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たくさんのお話があってよっかった
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