- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323071800
作品紹介・あらすじ
人間にすてられ、きずつけられ、いのちのきげんをきられたぼろきれのような犬たちを、まるでまほうをかけるように、だれからもあいされるかわいい犬に生まれかわらせる。安並さんは、そんないのちのまほうつかい。ベストセラー「犬たちをおくる日」「ドッグ・シェルター」の著者がおくる、初めての写真絵本。
感想・レビュー・書評
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この本を読む前は、
犬たちは殺されてかわいそうと
思っていたけれど、読んだ後は
そんな犬たちを救いたいと思えるようになりました。
犬が好きな人におすすめします。
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・おうちのつごうでかえれなくなった犬を、プリンママが引きとって、あたらしいかいぬしをさがして、そだててもらっています。プリンママは、犬やねこがすきなんだなと思っています。
・この本をはじめて読んだとき、犬やねこの動物たちは、自分たちの命とおんなじくらい大事だということがよくわかりました。 -
感傷的な語り口は好みじゃないけど、普通に泣きかけた。
https://taremimi.exblog.jp/ -
飼い犬いるんで、いろいろ考えちゃいます。
ほんと捨て犬とか、やめて。 -
30匹も救えたと考えるか、30匹しか救えなかったと考えるか。
なんにしても、私は一匹も救っちゃいない。 -
捨てられたペットたちを保護する動物愛護センターから、動物を引き取り、犬親へと手渡す活動をしている“ぷりんママ”。
がりがりにやせてしまった子、虐待された子に、ぷりんママはたっぷりと愛情を注いで、元気にしていきます。
悲しい現実ですが、いのちを預かるということ、いのちの大切さを感じることができる一冊です。
小学校中学年~大人まで。 -
第21回けんぶち絵本の里大賞 びばからす賞 受賞作品
by えみママ -
赤ちゃんの頃から、実家の犬達と触れ合ってきて、犬が大好きなうちの娘。いつか自分の犬を飼いたいと言ってはペットショップで眺めていた。
おばあちゃんと、今度はチワワを買おうなんて話している時に、わたしが言って聞かせてきたのは、「犬は買うものじゃないよ、人間と同じで出会うものなの。いい出会いがあるまで待ってたら?」そうしているうちに、この夏知り合いのお宅にジャックラッセルテリアの赤ちゃんがたくさん産まれ、縁あって、実家にやってきた。おばあちゃんも娘も出会えてよかったと言っている。
この物語のプリンママは、動物愛護センターから犬をひきとってきて、里親を探すボランティアをされているのだが、
プリンママの素晴らしいところは、
まずひきとったワンコに愛情をいっぱいかけ、
ぼろぼろだったワンコの心をほぐし、人間を信じられるように安心させてあげる。
ワンコにえがおがもどるまで、本当に愛情をたっぷりかけるのだ。
犬親探しもとても慎重で、家族全員と会い、家も訪問している。
本当にそのワンコのために最善をつくしている、それもすべて無償で。
娘と一緒にこの絵本を読んだのだが、最初は悲しくて目をそむけそうだった娘も、
プリンママの素晴らしさに感激していた。
「もし、あなたが将来お金持ちになれたら、
ブランド物のバッグや服や宝石をいっぱい買うか、
それともプリンママみたいに、動物の命を救うためにそのお金を使うか、どっちがいい?」
娘は、
「私もこのボランティアやりたい!ぜったい!」
と、心を動かして訴えてくれた。
もうそれだけでじゅうぶん、
この絵本を手にとってよかったなと思っっている。