渋谷ギャル店員 ひとりではじめたアフリカボランティア

  • 金の星社 (2015年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784323073200

感想・レビュー・書評

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  • 1冊目の本『なんにもないけどやってみた』やブログを読んでも感じることだけれど、彼女のしていることはとにかくもう「すごい」という他ない。誇張なしにいつ死んでしまってもおかしくない過酷な環境の中で彼女を動かすもの、その理由が彼女の中には確かにあり、危険も批判も両親を悲しませることも覚悟の上での選択なのだということが本著でわかった気がする。行動をもって尊さを知らしめてくれることに感謝の念が湧く。

  • 図書館で
    モザンビークでのボランティア活動はNPOを立ち上げ、お金をもらって潰すというあり得ない話や現地の貧困、強盗が昼でも行われ、もっと酷いことは友人がお金や服を盗んだりし、筆者も何度も被害にあい精神がおかくなりそうになりながらもこの貧困をどうにかしたいと現地にとどまって活動を続けている。
    本当にすごい人で有名人じゃないし、お金もない、しかも女性、最近自分の人生をどう使ったらいいのか、何をしたいのか、どう生きていくのか、ムダに生きている気がして目についた本を片っ端から読んでいこう、テレビで答えを得たいと生温い考えをもっていたけど、まずは行動が先でそこから見つけないといけないと思ったがそんな勇気や行動力がない。知識だけで満足してるでしょと言われている気がした。
    もっとたくさん読んでいて感じたけど一言、行動しろって事だよね。

  • 何かをきっかけにバックパッカーになって外国を放浪する人はいる。何不自由ない生活を一旦(また拾うにせよ)捨てて、日本の常識の通じない外国で自分で判断し、行動して体験するだけでも凄いと思う。
    しかし、ここまでやる人は滅多にいないというか、武装解除の瀬谷ルミ子さんくらいしか(していることは違うが)知らない。
    特に治安の悪いモザンビークでここまで人から裏切られながら、続けてこられたのはなぜだろう。
    きっかけは親友の死に対する贖罪の気持ちだったと思う。が、エチオピアでたくさんの女性の死を看取ったことで、償いはできた、と私なら思うだろう。
    現地の人のために頑張っているのに、大事なものやお金を何度も盗まれ、命の危険も感じ、差別され、脅される毎日だと、もううんざりだ、とならないところがすごい。旅立つまでは特に変わった経歴があるわけではないのに(売るために「渋谷ギャル店員」と書いてあるが、遊びもするけどちゃんと働いていたのだから立派だと思う)。行ったまま9年も帰っていないというのもなかなかできることではない。

    しかし、この人がアフリカから戻って、関係ない仕事をしたとしても、この偉大さは消えるものではないと思う。

  • 栗原さやかさんのモザンビークでの取り組みがすごい!自分も一歩踏み出して行動したいと思った。

  • 栗山さやかさんという女性は本当に強いと思った。
    わたしも海外でボランティアしてみたいという思いはあったが、アフリカの方はこんなにも過酷な状況なのかと感じた。軽い気持ちでボランティアにはいけないな思った。でもいつかわたしもアフリカの子供たち、困っている人のためになにかをしたい。

  • 何が彼女にここまでさせたんだろう。そう、思う一方で、たぶん、その時そのときの彼女にとっての最善を尽くし続けた、ただそれだけの結果なんだろうとも思う。
    毎日をひたむきに生きる。日本に住んでいると、そんなことが案外難しい。そしてそれはなんて贅沢なんだろう。

  • 世界のはてで頑張っている人もいるのね…

  • ふりがなもつけて、子どもたちにも読みやすく、やさしい文が綴られている
    でも、その内容は!!!
    どうしてここまで?!
    ただただ感嘆する
    ご両親、ご友人、お仲間のお力もあるだろうけど、真摯なまっすぐな想いと行動力
    すごいなあ
    過酷な環境でどうぞご自愛ください、さやかさん

    ≪ アフリカの 貧困の中 もがきつつ ≫

  • 引き込まれて一気に読んだ。
    のほほんと生きてきた自分のふがいなさを嘆いて、一念発起バックパッカーとして放浪の旅に出、行く先々で自分の目と足で現地の本当の姿を知ろうとし、言葉もままならないままボランティアに志願するなど、私に言わせればこれ以上ないほどの志だと思うのだが、それすら、好き勝手にふらふら放浪する情けない自分としてとらえている著者。
    ありえないほど怖い目にあっても逃げ出さずあきらめず、心の底からの慈愛で出会った人々に自分の手を差し伸べる姿は、まさしく現代のマザーテレサそのものだ。

    タイトルにある「渋谷ギャル店員」という言葉だけを拾うと、好きに遊んでいた子が突然ボランティアを始めたように見えるかもしれない。著者自身もいい加減なんじゃないかと思っていたそうだが、その店員の仕事はかなり厳しく、よくぞただの学生アルバイトでありながら逃げ出さなかったものだと思うほど。その厳しい中でも人との出会いを大切な財産として受け止めていた彼女は、社会人になって短大の学費を親に返そうと貯金したり、そのお金を、旅に出る前に親に託して自分に薬などを送ってもらうための費用に充ててもらうようにするなど、驚くほど真面目でまっすぐで聡明なお嬢さんなのだ。
    彼女のご両親も、さぞかし見識の深い愛に溢れた方たちであろうことは想像に難くない。送り出す時も、アフリカにいる娘への言葉も、それを裏付けるものばかり。また彼女を取り巻く友人も素敵な方ばかりで、ジュエリーの勉強をしているという友人の言葉は、どんな大人にも聞かせてやりたい毎日を生きるのに忘れてはならない大切なことだとしみじみ思う。

    とにかく苛酷な状況の中、なぜそこまでと思うほどの献身を厭わない(そしてそれを献身とすら思っていない)彼女の行動力と姿勢には恐れ入るばかりで、読んでいて自分が恥ずかしくさえなる。
    何をするにも言い訳ばかりしていないか?逃げているだけなのじゃないか?と、それこそ私自身のふがいなさを突き付けられたような読書体験だった。
    逃げ出すのは簡単。まずやってみる。それから考えても遅くない。
    そして心がけていても時に忘れそうになる、周りのすべての人に感謝する気持ち。
    そうだそうだ、そうなんだよね。

    本当に素敵な女性です。
    ふりがなもふってあり、難しい表現もない。小学校高学年くらいから読めます。是非。

  • ファッションの最先端渋谷でショップ店員をしていた著者さやかさんは、親友の死をきっかけに自分を見つめなおす旅に出た。バックパック1つの貧乏旅だったがどこの国でも人々は親切で暖かかった。しかし、アフリカでボランティアに携わったとき、女性や子どもたちを取り巻く過酷な状況に衝撃を受ける。何か私にできることは?
    何の偏見も持たずに現地の人々に寄り添いともに生きようとする純粋さに心が揺さぶられる。私たち日本人すべてが自分自身に問いかけるべきなのかもしれない。何か私にできることはと。

  • 現在進行形の奮闘記です。とても強い女性だと思います。

  • 後半が圧巻。ここまでするなんて、とこちらが絶句するくらいの頑張り。迷いの点でも生けるマザー・テレサ。

  • バックパッカーの旅がきっかけで、モザンビークで女性と子供のための教育・生活支援活動をしている栗山さやかさんの手記。
    『なんにもないけどやってみた』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4005006965のもうちょっと詳しい話と、それからのことが書いてある。
    最貧国の人々はもちろん、中東のイスラム教徒、その辺のセクシャルマイノリティなど、異文化に敬意をもってふれる姿勢が美しい。

    前著を読んでから、ときどきブログをのぞいている。
    だからできごと自体はだいたいわかっているんだけど、まとめて読むとあらためてすごい。
    この人はいったいどれだけの努力をあたりまえにこなしてきたんだろう。

    私は今ちょうど踏み出さなきゃいけないときで、でも踏ん切りがつかなくてうだうだしてるとこだった。
    だから、ためらいのない努力やまっすぐな悩みをみていたら、自分の怠惰と臆病が恥ずかしくなった。
    おかげでとにかく一歩は踏み出せた。ありがとう。

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