- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323073354
感想・レビュー・書評
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第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
こんな気持ちの銀行があったらみんな善い行いをするようになるんだろうな、と思うおもしろくて素敵な発想。
本を読んだ後は、こんなとき頭の中でチャリーン!と鳴るんだろうな、と日常の場面で思わず想像しました。
大きな字でわかりやすく、低学年にもさっと読めます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
意地悪ばかりしてしまうゆうたの元に届いた、一通の手紙。それは“きもちぎんこう”からだった。銀行へいってみるとそこには、不気味な番頭さんと、黒コインばかりのゆうたの通帳。その黒コインには“いじわる”“ふしんせつ”などの文字が書いてあり、100個たまると「いい心」が消えてしまう、とのこと。さぁ、どうするゆうた!
※最近姉弟喧嘩が多い子どもたちのために選んだ一冊。期待通り「黒コインが貯まらないようにしなくちゃ」と、お互いに優しくし始めた(笑) -
低学年にちょうど良い長編。色んな気持ちが貯金されていくのが面白い。主人公だけでなく友達にも貯金のストーリーがあったという背景がより深く感じた。
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図書館本。私の選定本。「これ、面白いわ~」頂きました。絵本ではちょっと物足りなく、本格的な児童書はまだ身構えてしまうお年頃です。
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ゆうたがりくくんに怒鳴って頭をコツン!
するとどこかでジャリーン!と音が。
家に帰ると「きもちぎんこう」からお手紙が届いている。
あずかっている つうちょう が、いっぱいに なりそうです。
早く なんとか してください。
翌日の学校帰りにゆうたはきもちぎんこうに向かうけれど。
いっぱいになった通帳に怯えるゆうたがリアル。
言い出せない、行動できない、見てるとはがゆい。
でも実際にするのは難しい。
ちょっとの勇気をほっこり後押ししてくれる本。
字が大きいし、読んでくれ!と思うけど、チビちゃんたちは話が怖いみたい。途中で放置されてる。 -
僕も、ヒミツ気持ち銀行に、行きたい。
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ここみちゃんの一言に励まされた大人がここに…
悪いこと、良いこと、ではなく、
うそきもち、ほんまきもち、なのが良い。
良いことをしましょう、じゃなくて自分がどうしたいか、と自分で考えて行動することが大切。
相手に優しくしたいとか親切にしたいという気持ちがあるのが前提になるのだけど… -
じぶんもぎん色コインがほしいなーとおもった。ばんとうさんのぜんぶがおもしろかった。
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たいせつなことに気づかされる。
たいせつなことが、やさしく書かれている。