- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323073668
作品紹介・あらすじ
“これはすいへいせん”の一文から始まって、ページをめくるごとに、つぎの文がくっつき最後はとても長くなる、“つみあげうた”の言葉あそび絵本です。詩人の独特の語感とリズムにみちた言葉に、クラシックな世界観が新しいtupera tuperaの絵が応えます。ブックデザインは、新進気鋭のデザイナー岡田善敬。遊び心満載の装丁と造本にも注目です。
水平線のむこうには、いったい何があるのかな? “これはすいへいせん”に始まって、ページをめくるたびに言葉がどんどんつながり、世界が広がっていきます。ユーモラスなイラスト、楽しいインデックスのしかけなど、tupera tuperaの遊び心あふれる表現と、谷川俊太郎の変幻自在な言葉の世界が初コラボした絵本。
感想・レビュー・書評
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「これはのみのぴこ」の上級編ですね。後半になると、一息で音読できない…。
最後に建てられた家が、また水平線の向こうへ流れていくのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『これはのみのぴこ』と同じ、いわゆるつみあげうた。
ページ毎にインデックスがあって、いつの間にか目次になっている。で、ラストのオチが最高です。
ツペラツペラさんの絵も楽しい。
大人も楽しめる絵本。-
絵本、
本という可能性
そのデザイン、
手に取れるということ
本当に、本って、アナログなんだな、って思いました。
...絵本、
本という可能性
そのデザイン、
手に取れるということ
本当に、本って、アナログなんだな、って思いました。
これは電子で読んでも意味がないというか
これぞ「本」ていう可能性を引き出しているのが
とても楽しくて感動して嬉しくて
素敵な本ですね。2019/04/07
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いじめられっこってよくない。急におもしろくなくなっちゃった
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ずっとつづいてたのがおもしろかった!
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「これはすいへいせん」の一文が、ページをめくるごとに次の文とつながって長くなっていきます。言葉のマトリヨシカみたい、これは大きくなっていくけど。最後はまた最初の所に戻ってくるので、ある意味、行きて帰りし物語パターンでしょうか?
tupera tuperaさんの絵がおしゃれで、ちょっと棚に飾って眺めたい。ページの左上の隅がインデックスになっていて、お気に入りのページにすぐいけるニクイ演出も気に入っています。
声に出して読むとき、リズムよくタタタタタ、と読めるのでうっかり早口になりがちに。どんどん早口になっていくのも楽しいけど、せっかくだから絵と一緒にことばもゆっくり味わいたい。楽しくて悩ましい1冊。 -
とても楽しいつみあげうた
どのページにも水平線、地平線もかな
いったいどこまで行くのだろうと心配になるとまた元へ
インデックスが妙にうれしいのです
裏表紙が妙に心配なのです
≪ どこまでも 続いてるんだ すいへいせん ≫ -
お話がどんどん追加されていくところが、娘に受けた。
谷川さんの同じ手法の絵本として「これはおひさま」「これはのみのぴこ」があり、同様に娘に好評。
最後に話が元に戻るところが他の2作と違って面白い。 -
しゅんたろうさん得意のつみあげうた、
結末がタイトルのすいへいせん、とリンクしているのもおおおおってなった -
この本は、ページめくるごとに文が継ぎ足される。
読み聞かせの時に、一息で読んでいくと、子供たちがドンドン絵本に引き込まれていく感じが見えて、
読み聞かせ本としては、すごく面白い。
一息じゃなくても、良いんだけど。
そのゲーム的な感じも含めて子どもと読むと楽しい本だった。