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- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784324092675
感想・レビュー・書評
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(ぎょうせい金子雅臣著)を読む。平成23年刊。
1 行政サービスのキホン
・住民の苦情に耳を傾ければ
・住民理解を得てなんぼ!
2 庁内調整のいろいろ
・自治体内意識改革
・侃侃諤々 庁内議論
・男女共同参画というけれど
3 財政難を切り抜ける
・「お金がない!」から発想の転換へ
・滞納整理の苦悩
4 民間と現場力
・民営化事始め
・住民パワーの有効活用
ブックオフで105円で購入。著者は元東京都職員。カバーには職員たちのホンネが満載とあるが目次には内容は全てフィクションとある。どういう事かしらん。
内容は財政難で予算は無いけれど知恵を絞って人も給料も減らされても前向きに頑張りますという感じで教科書的。
問題提起はあるものの具体的な解答(どれも住民の理解を得る努力をしよう的な感じ)があるわけではなくフラストレーションが溜まる。もっとも現在の地方自治体の課題を解決する万能な処方箋がある訳ではないのでやむを得ない事ではある。
限られた資源(予算、労力)の中では、行政課題を取捨選択し(優先順位を付け)、みんなが三方一両損で我慢するしかないのである。
自己研鑽するためのシュミレーション素材としては、参考となるがノウハウが詰まっている訳ではないので、定価を払ってまで読む内容ではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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