- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326152179
作品紹介・あらすじ
の問題提起を携え、経済学と倫理学の荒野を転戦する変革者の軌跡。暖かい心と冷静な頭脳と。
感想・レビュー・書評
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日銀 黒田総裁の推薦図書だったため読んでみたが、難しくて理解できなかった。訳も悪いように感じた。
「(パレート最適)何人も、他の誰かの状態を悪化させることなしにもはや己の状態を改善しえず」p123
「(論点)問題なのは、人々が一貫して正直に答えるかどうかではない。そうではなく、人々はつねに取り分を最大化するような答えをするのかどうか、あるいはどういう仕方であれ、とにかく経済学理論が一般的にそう想定してよい程度までには、人々はしばしば取り分を最大化する答えをするのかどうか。これが問題なのである」p142
「功利主義は、とにかく快楽主義的人間観に立つ「立法の原理」論にしてかつ「道徳の原理」論である。我々は、悦びを増大させ苦痛を減少させると思われる行為を選択する。この「快楽主義」的命題が、功利主義の根本命題である」p266詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふへえ。
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1344夜
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経済学に対し規範的アプローチによる批判・再構築を試みるA.センの著作。
経済理論の基礎は思想に立脚していることを体現する。
数式に基づく論理的思考の訓練があまりにも不足していることを改めて思い知らされた。 -
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