中野重治との日々

  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326152209

作品紹介・あらすじ

中野の文筆活動の底にあるのは、同時代人としての著者たちに共有するところがあるのではないか。そして、70年代いらいの大きな変化のなかでその部分が消えてゆくのではないか。そうした人間としての思いを残しておくために長い年月にわたった往復の手紙を整理し、註をつけたのが、この本である。1921年の出会いいらい思想上の同志として、60年におよび交わりをもつ著者と中野重治との往復書簡。

著者プロフィール

中野重治

一九〇二(明治三五)年、福井県生まれ。小説家、評論家、詩人。第四高等学校を経て東京帝国大学独文科卒業。在学中に堀辰雄、窪川鶴次郎らと詩誌『驢馬』を創刊。日本プロレタリア芸術連盟やナップに参加。三一年日本共産党に入党するが、のちに転向。小説「村の家」「歌のわかれ」「空想家とシナリオ」を発表。戦後、新日本文学会を結成。四五年に再入党し、四七年から五〇年、参議院議員として活動。六四年に党の方針と対立して除名された。七九(昭和五四)年没。主な作品に『むらぎも』(毎日出版文化賞)、『梨の花』(読売文学賞)、『甲乙丙丁』(野間文芸賞)、『中野重治詩集』などのほかに、『定本中野重治全集』(全二八巻)がある。

「2021年 『歌のわかれ・五勺の酒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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