ソ連社会主義が崩壊し、「マルクス・レーニン主義」が問い直される現在、因襲化した体系への挑戦を続けた文学者の生涯を証言する。
(いしどう・きよとも) 1904年石川県に生れる。1927年東京大学文学部卒業。日本評論社出版部長、満鉄調査部員、戦後、マルクス・レーニン主義研究所長などを歴任。著書『現代変革の理論』、訳書『マルクス=エングルス選集』『レーニン全集』ほか。 「2022年 『ゾルゲ事件 4 普及版』 で使われていた紹介文から引用しています。」