人工自然論: サイボ-グ政治学に向けて

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326153206

作品紹介・あらすじ

今、必要とされているのは、断じて「情報のコスモロジー」ではなく、「情報の政治学」にほかならない。来たるべき情報論のモデルを、敢えて古典的な社会思想や哲学の場に求めた、著者初の本格的理論書。電子メディア・ネットワーク時代の情報環境を論ずる。現代思想(社会思想)、メディア論の領域で活躍している著者の思想のコアを表出する政治・社会・文化論集。ヴァーチュアル・リアリティーから人工身体の政治学まで、そして、マシーン・エイジの美学からコンピュータ神秘主義までを論ずる。

著者プロフィール

1962年生まれ。批評家、和光大学教授。専攻は、社会思想史、文化研究、メディア論。主な著書に、『増補版 アーバン・トライバル・スタディーズ』(月曜社、2017年)、『四つのエコロジー:フェリックス・ガタリの思考』(河出書房新社、2016)、『荒野のおおかみ:押井守論』(青弓社、2016年)、『思想の不良たち:1950年代 もう一つの精神史』(岩波書店、2013)、『思想家の自伝を読む』(平凡社新書、2010年)など。

「2024年 『[決定版]四つのエコロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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